永住権の手続き、ちゃんと進んでいるようで、先日イミグレーションから受理通知、その後指紋採取のためのアポイントメント通知が来ました。
指紋採取のために来月、Bronxにあるイミグレーションのオフィスに行く予定です。なんだか今からワクワクしてます!→いえ、指紋採取にじゃないですよ、手続きが進行していることに、です。
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さて、今回から数回に別けて、普段カトリック教会で行われているMass、ミサの内容をご紹介していきたいと思います。前からずっと考えて温めてたんですが、温めるばっかりでなかなか手が付けられなかった・・・
それはひとえに・・・
内容が膨大すぎる!! :pinch:
でも知れば知るほど素晴らしいので、少しずつでもみなさんとシェアしていきたいと思ってます。
A Walk Through the Mass (by Tohmas Richstatter, O.F.M.) という記事からで、Liturgy、典礼→ミサのプログラム的なもの、が順を追って解説されているものです、
それを私なりに(がんばって!)日本語にしましたよ。
やっぱり専門用語になると、英語でもわからないのに、日本語のそれを全然知らない私には・・難しすぎる!!ということで、日本語にするのが難しい箇所は、合わせて英語も入れました、それぞれで解釈して下さい、すみません。。。
これ、私がカトリック信者になる前に通ってたクラスで配られたプリントなんですが、かなり古くて1989年!のもの、なので記事中にある祈りの言葉で今は変わってる部分も多々あり、その部分は今実際に使われている言葉に置き換えてあります。
ちなみに、こうして説明文をだ〜っと見ると、とてつもなく長〜い感じがしますが、平日のミサは30分(それ以内の時もしばしば)、週末のミサでも1時間で終わります。それ以上になることはめったにありません。
それと私が注釈的に加筆した部分はグレーで記してありますのでご了承を。
ということで、Walk through the Mass、の題名の通り、走らず、ゆっくりと景色を鑑賞するようなつもりで、ゆっくり読み進んでいただけるとありがたいです。
What is the Mass?
ミサとは何か?・・・こんな風な表現ができると思います、
Holy Thursday(聖木曜日、洗足木曜日とも呼ばれる)、Good Friday (聖金曜日=イエスの受難の日)、 そして Easter Sunday(=イエス復活の日)、この3日間を儀式的に今に再現(present today)するもの。
bishop(司教)たちが第2回Vatican Councilで、この3つの奥義を一つにし、ミサのあらゆる方向からの表現(multi-faceted description of the Mass)としました。
最後の晩餐の夜、彼が裏切られた時、私達の救い主は、彼の御身体と御血潮の犠牲の聖餐(Eucharistic sacrifice of his body and blood)を制定されました。彼はこのことを、これらの手段としてなさったのです、
- 不朽、不滅の十字架の犠牲として
- 彼が彼の愛する花嫁、すなわち教会を迎えにこの地に再び訪れるその時まで、世々受け継がれるものとして
- 彼の死と復活=愛の秘儀(a sacrament of love)を覚える事として
- 一致のしるしとして
- 慈悲の結びの綱(a bond of charity)として
- 過越しの食事=キリスト自身が食される、として
- 神の恵みで満たされた心
- 将来私達に与えられる栄光の特権として
基本的な儀式的なミサの形は、食事と言うことも出来ます。この食事、という観点がミサを行う上で大きな助けとなるでしょう。
(イエス様も弟子たちと最後の晩餐の食事や、復活後ペテロと和解の食事を行ってなさってますよね、聖書では食事の行為を単なる食事、ではなく、儀式的な意味合いでしていることが多いんです)
もし友達同士などで集まって食事をする時、共に座り、互いに話し、やがてテーブルについて食前の祈りをして、食べ物を渡しあって食事して飲み物を飲む、そして最後にはみんな去ってそれぞれ家に帰る・・・ミサもこんな流れになってるんです。
1. gathering 集まる
2. story telling ストーリーを話す
3. meal sharing 食事をシェアする
4. commissioning 委託とか任命とかそういう意味です
この項目にそって、進めていきます。
(A Walk Through the Mass・ミサとは何か?〜part 1 へ続く)