秋田の聖母マリア

ファチマの聖母によく関連付けられて話されるのが、

我らが日本!にご出現なされた、秋田の聖母マリア、のお話です。

3.第3の秘密、の項でも解説がありましたが、

ファチマの第3の秘密と、秋田の聖母マリアがシスター笹川に語られた内容と、

共通するところがあるのでは、という見方が大半の意見です。

ファチマの聖母が、第3の秘密を1960年になったら公開しなさい、

というお告げがあったにもかかわらず、それがなされていないために、

シスター笹川に再度告げられたのではないか、という見方もできるわけです。

ということで、この秋田の聖母マリアが語られた預言の内容に

今回はフォーカスしたいと思います。

秋田の聖母マリア

以前にもご紹介したこちらの動画、シスター笹川さんの2015年現在の姿が見られます。

また、この取材がなされた当時の映像は、日本語で見れますので、ぜひ一度ご覧になってください。

こちらに、その預言の内容を抜粋しました。

参照元:秋田の聖母マリアのメッセージ抜粋

 

2回目のメッセージ

2回目のメッセージ(1973年8月3日 初金曜日)

「私の娘よ、私の修練女よ。主を愛し奉っていますか。主をお愛しするなら、私の話を聞きなさい。これは大事なことです。そして、あなたの長上に告げなさい。

世の多くの人々は、主を悲しませております。わたしは、主を慰める者を望んでおります。

天の御父のお怒りをやわらげるために、罪人や忘恩者に代わって苦しみ、貧しさをもってこれを償う霊魂を、御子と共に望んでおります。

御父がこの世に対して怒りたもうておられることを知らせるために、御父は全人類の上に、大いなる罰を下そうとしておられます。御子と共に、何度もそのお怒りを和らげるように努めました。御子の十字架の苦しみ、御血を示して、御父をお慰めする至愛なる霊魂、その犠牲者となる集まりを捧げて、お引止めしてきました。

祈り、苦行、貧しさ、勇気ある犠牲的行為は、御父のお怒りを和らげることができます。あなたの会にも、それを望んでおります。貧しさを尊び、貧しさの中にあって、多くの忘恩、侮辱の償いのために、改心して祈ってください。

・・・」

3回目のメッセージ

シスター笹川に三度目のお告げがあったのが、1973年10月13日、とあります。

(YouTube映像では32:20あたりから)

このお告げが一番厳しいものだったそうですが、

この10月13日とは、1917年にファチマで太陽の奇跡があった日、

10月13日と一緒である、というのも、とても興味深いです。

やはりファチマとの関連があるご出現である、というのは疑いのない事だと思います。

3回目のメッセージ(1973年10月13日)

「愛する私の娘よ、これから私の話すことをよく聞きなさい。そして、あなたの長上に告げなさい。

前にも伝えたように、もし人類が悔い改めないなら、御父は全人類の上に大いなる罰を下そうとしておられます。その時、御父は大洪水よりも重い、いままでにない罰を下されるに違いありません。

火が天から下り、その災いによって人類の多くの人々が死ぬでしょう。

よい人も悪い人と共に、司祭も信者と共に死ぬでしょう。

生き残った人々には、死んだ人々をうらやむほどの苦難があるでしょう。

その時私たちに残る武器は、ロザリオと、御子の残されたしるしだけです。毎日ロザリオの祈りを唱えてください。ロザリオの祈りをもって司教、司祭のために祈ってください。

悪魔の働きが教会の中まで入り込み、カルジナルはカルジナルに、司教は司教に対立するでしょう。

わたしを敬う司祭は同僚から軽蔑され、攻撃されるでしょう。

祭壇や教会が荒されて、教会は妥協する者でいっぱいになり、悪魔の誘惑によって、多くの司祭、修道者がやめるでしょう。

特に悪魔は、御父に捧げられた霊魂に働きかけております。

たくさんの霊魂が失われることが私の悲しみです。これ以上罪が続くなら、もはや罪の許しは無くなるでしょう。勇気をもって、あなたの長上に告げてください。あなたの長上は、祈りと償いの業に励まなければならないことを、ひとりひとりに伝えて、熱心に祈ることを命じるでしょうから。」

「あなたに声を通して伝えるのは今日が最後ですよ。これからは、あなたに遣わされている者と、あなたの長上に従いなさい。ロザリオの祈りをたくさん唱えてください。迫っている災難から助けることができるのは、私だけです。私に寄りすがる者は、助けられるでしょう。」

この、三度目のお告げの内容の中の、教会について言われていること、

実はまさに、今現実に起こっていることなのです。

ここまで来てしまったのか・・、という感じです。

次回には、この預言と照らし合わせて、

今現在の教会の現状ついてまとめたいと思います。