ルルドの奇跡!脳腫瘍が癒やされたハロウェル神父
インディアナポリス(アメリカ・インディアナ州)にある2つの教会、Church of AnnunciationとSt. Paul in Greencastle で働くハロウェル神父は、2019年に発症した脳腫瘍が癒やされた!という動画を2023年1月に発表されました。
その経緯がとても興味深いのでこちらにシェアします。
(ハロウェル神父の動画)
聖職者の性的虐待の犠牲者に代わって十字架を負わせてください…
2020年にインディアナポリスのSean Gallagherさんはハロウェル神父についてこのように記事をまとめていますので、そのまま訳してシェアします↓
ジョン・ホロウェル神父は、グリーンキャッスルにある聖パウロ使徒教会の告解室に座って泣きました。
それは 2018 年の夏でした。政府の調査とメディアの報道を通じて、聖職者による性的虐待の悲劇が再び表面化した時期でした。
ホロウェルは、数十年にわたる虐待の犠牲者の苦しみを考えて泣きました。
この涙から祈りが生まれました。ホロウェルは、聖職者の性的虐待の犠牲者に代わって十字架を負わせてくれるよう神に求めました。
約18か月後、祈りはこたえられたようです。 2019年に数回の失神発作とけいれんを経験した後、ホロウェルは今月初めにミネソタ州のメイヨークリニックで脳腫瘍と診断されました.
彼の医者は彼に有望な予後を与えました。しかし、彼の治療には、脳手術が必要であり、放射線、化学療法、および治療が可能であり、話す能力と運動能力への影響から回復する可能性があります.
祈りを振り返って、ホロウェルはそれが単なる一時的な考えではなかったことを思い出しました。
「それは間違いなく私の心にとどまりました」と彼は言いました。 「しばらく考えて祈ったのを覚えています。祈りの中で主に宣言しました。 2018年に祈りを捧げたとき、それが非常に真剣な形で答えられる可能性が非常に高いことを知っていました.
彼の診断を知った後すぐに、ホロウェルはツイッターに行き、20,000人以上のフォロワーとニュースを共有し、聖職者の性的虐待の犠牲者に代わって彼の苦しみに耐える. 「私はこれを喜んで受け入れます」と彼は2月13日のツイートに書いた。
https://thedeaconsbench.com/i-embrace-this-willingly-the-cross-of-father-john-hollowell/
メイヨー・クリニックとルルドの聖母とのつながり
神父が2020年にメイヨー・クリニックで脳腫瘍と診断されたのは2月11日。この日は教会の暦でFeast of Our Lady of Lourdes、ルルドの聖母の祝日にあたる、とハロウェル神父は動画の中で言っています。
さらに興味深いことに、神父が脳腫瘍の診断を受けたメイヨー・クリニックとは、フランシスコ会のあるシスターによって設立されたのだそうです。
ある時、フランシスコ会のそのシスターは神様からのビジョンを見ました、その中でイエスがシスターにこう伝えたのです:「ある町に行ってメイヨー医師に会いなさい」と。それがそもそものスタートで、病院が建った当初はシスターたちが看護師として働いていた、とのこと。
またその病院の中にあるチャペルはChapel of Our Lady of Lourdes、ルルドの聖母チャペル、と名付けられている、とのことで、メイヨー・クリニックとルルドの聖母は深いつながりがある、とハロウェル神父は言います。
2020年2月11日、脳腫瘍と診断されたその日に、神父はこのルルドの聖母チャペルでミサを捧げたのだそうです。
脳腫瘍で死んでも、奇跡的に癒やされても、神に感謝
その後の脳手術とさまざまな治療で、経過が良い時期もあったのだそうですが、MRI診断でまた腫瘍が成長している、さらに脳下垂体にまで腫瘍が及んでいる、という結果が出た時には神父は、「自分は死んでも構わない、それが聖職者の性的虐待の犠牲者のための償いになるのなら」と考えました。
が同時に、もしこの病気がルルドの奇跡で癒やされれば、自分の家族や友人に、カトリック教会として大きなインパクトを与えるかもしれない、とも考えたそうです。(ルルドの泉は今でも奇跡の癒やしの泉として有名です)
どちらの結果になっても構わない、そのような気持ちでルルドへ行ったところ、見事に神父の脳腫瘍は癒やされたのだそうです。
Thanks be to God!!