御子イエスの母であり、また全人類の母でもある聖マリア
イエス様の母、マリア様は、カトリックの教えでは、
神の子であるイエス、の母である、がゆえに、神があらかじめ彼女を、
罪のない、原罪を持たない人として特別に造られた=Immaculate Conception としています。
また、神からの御告げを受けた、預言者の一人である、と言うこともできますね。
イエスを身ごもる、神の子の母となる、と天使ガブリエルに告げられた時、
素直にその言葉に従われましたよね。
通常、預言者は神のお告げに対して、その責任の大きさに恐れ、
NOを言いますね、モーセしかり、ニネベのヨナ、しかり、です。
しかし、マリアは
「わたしは主のはしためです。
主のお言葉どおりこの身になりますように。」
と素直に従った方です。
また、イエス様を文字通り、ご自分の胎に身ごもり、その間もずっとイエス様と一緒、
食べ物から飲み物、そしてご自身の血液(ユダヤ教では、血に命がある、としています)も
全て、その赤子であるイエスとシェアされました。
そしてイエス様が生まれてからもずっと一緒、
最後の十字架の苦しみも、母としてご一緒され、その痛み苦しみを一緒に担われた、
そしてイエスが復活されたのも、天に上げられたのも、聖霊が弟子たちに降られたときも、
全てマリア様は目撃し、体験された方です。
イエスが十字架上から、イエスの弟子ヨハネと一緒にいたマリアにこう告げられました、
「婦人よ、ごらんなさい。これはあなたの子です。」
また、ヨハネにはこう告げられました、
「ごらんなさい。これはあなたの母です。」
この時から、マリアはヨハネの母、という意味だけでなく、
弟子たちを始め、その後誕生する教会、そして全人類の母とされた、
とカトリックでは教えています。
なので、マリア様はをBlessed Mother とも呼ばれます。
私達の母、でもあるわけです。
その聖マリアは、今までに何度もこの地上に姿を現し、さまざまな預言、奇跡を残しました。
その中でも有名なのが1917年、ポルトガルのファティマで起こった奇跡です。
以前のブログ記事でも、ファティマのことについては触れましたので、
そちらの記事を参照ください。
>>May Procession and Crowning of Mary, The Mother of God
そこで3人の羊飼いの子どもに伝えられた預言の内容、それは恐ろしいもので、
とても厳しいものでした。
人々が悔い改め、ロザリオを祈らなければ戦争がますますひどくなり、
たくさんの人々が死ぬ、という預言、
(これは第2次世界大戦のことだったようです)
また、将来この世にはびこるであろうapostasy=背信、背教、
そして神が下そうとしておられるchastisement=懲罰についても語られました。
その第1、第2の預言は公開されており、その通りになったことも確認できます。
しかし第3の預言は、1960年代になったら公開しなさい、と聖マリアからの条件が付き、
その内容は当時は公開されず、バチカンに委ねられました。
しかし、その内容があまりにも恐ろしいので、
バチカンは公にすることを未だに成していません。が、
その内容は予測のつくもので、それが今まさに起こっている、という現状です。
(カトリック教会も、今、瀕死の状態なんです・・)
1973年、秋田に現れた聖マリア
あまりにも人々が、その預言に従わず、世の中がどんどん悪い方向へ行くことを
聖マリアはとっても悲しまれ、
再度、その預言を伝えられたのが、この秋田の聖母マリア、と言われています。
その内容があまりにも似ているからです。
※この、秋田のご出現(=Marian apparitionと言われます)は、バチカンでも公に認められているものです
その内容について、とても良くまとめられている映像を見つけたので、
こちらにシェアします。↓↓
メインは英語ですが、日本語の部分は英語の字幕なので日本がそのまま聞けますから、わかるところもたくさんあると思います。
ファティマの預言についてもまとめられています。
これは必見です!
聖マリアのご出現を受けた、シスター笹川さん、
その周りのシスターたち、その教会の司教・伊藤司教、
マリア像が流した涙(101回あったそうです)の調査にあたった神父、
そのドクターの鑑定書のこと、など、たくさんの方のインタビューが見れますし、
その預言の内容もしっかりと日本語で語られているので、これは超必見です!!
ぜひぜひお時間のある時に観てみてください。
こんなわけなので、ぜひロザリオを祈ることが本当に、今、必要なんです!!
ぜひ、ともに一緒に祈っていきましょう。