先日、5月13日、近所にあるSt. Mary’s Catholic Church で、May procession and Crowning of Mary, The Mother of Godというイベントがあったので行って来ました。 なんでも、Maryが地上に姿を現しなさった奇跡(Marian apparitionとか呼ばれます)でも最も有名だと思われる、ボルトがルのファチマという場所で起こった「ファチマの聖母」、その第一回目の御出現が1917年5月13日だったことから、教会暦ではこの日をFeast Day of Our Lady of Fatima としています。そのことにちなんでのイベントだったんですね。
Procession・・キャンドルを灯し、みんなで賛美しながら、庭にあるマリア像の前までマーチしました。そして神父様のリードでロザリー(Glorious Mistery)を祈りました。
このキャンドルを見ていつも思うのが、闇の中に光として来て下さったイエス様。。そしてそのイエス様はマリア様の胎を通してこの地に来られた、まさにMother of Godなのですよね。
そして花の冠をマリア様に捧げ、感謝の祈りを捧げました。可愛らしいマリア様ですね♡
このイベントの中でBrown Scapularという、マリア様が書いてある四角いものが2つ付いているものを神父様の祝福の祈りと共に首にかけてくださいました。このscapularと共に自分をconsecration(=聖別とか献身)します、というようなものみたいで、アキラが説明してくれたんだけど、いまいちわからないので、これは宿題です。。”Our Lady of Mt. Carmel”という、これまた別のMarian apparition(なのかな?)に由来するらしいです。
Feast Day of Our Lady of Fatima
ファチマの奇跡の話しは、ずいぶん昔から幾つか映画にもなっているので、ご存じの方はもしかしていらっしゃるでしょうか。。日本ではあまり知られてないかな〜、というか私は個人的にプロテスタント時代はこういった話は全く聞いたことがなかったので、全てが初耳のことなのですが。 教会のBulletin(教会のスケジュールやイベント等の情報が書かれたプリント)にファチマの説明があったのでこちらに紹介させてもらいますね。
→めっちゃ直訳で日本語としてかなり読みづらいかもしれません・・ご了承を。。
Feast Day of Our Lady of Fatima– May 13th
The famous apparitions of the Virgin Mary to the children of Fatima took place during the First World War, in the summer of 1917. The inhabitants of this tiny village in the diocese of Leiria (Portugal) were mostly poor people, many of them small farmers who went out by day to tend their fields and animals. Children traditionally were assigned the task of herding the sheep.
あの有名な、おとめマリアの御出演がファチマの子どもたちに起こったのは、第一次世界大戦中の1917年の夏であった。ポルトガル・レイリア教区の中にある小さな村に住んでいたのはほとんどが貧しい人たち、そのほとんどの人が小さな農夫で、彼らの小さな畑と動物たちを世話する日々であった。そしてその子どもたちは伝統的に羊の群れを世話をするというのが役割であった。
The three children who received the apparitions had been brought up in an atmosphere of genu- ine piety: Lucia dos Santos (ten years old) and her two younger cousins, Francisco and Jacinta. To- gether they tended the sheep and, with Lucy in charge, would often pray the Rosary kneeling in the open. In the summer of 1916 an Angel appeared to them several times and taught them a prayer to the Blessed Trinity.
マリアの御出現にあずかったその3人の子どもたちは、信仰に篤い環境の中で育った:ルシア・ドス・サントス(当時10才)そして彼女の年下のいとこ、フランシスコとジェシンタ。3人は共に羊の世話をしつつ、ルシアのリードで共にひざまずいてロザリーを祈ることもたびたびであった。1916年の夏、天使が彼らに数回現れ、彼らにBlessed Trinityに祈るようにと教えられた。
On Sunday, May 13, 1917, toward noon, a flash of lightning drew the attention of the children, and they saw a brilliant figure appearing over the trees of the Cova da Iria. The “Lady” asked them to pray for the conversion of sinners and an end to the war, and to come back every month, on the 13th.
そして1917年5月13日の日曜日、昼の12時になろうとしているとき、閃光のまたたきが彼らを捉え、彼らは光り輝く人影をCova da Iriaの木々の上に見た。その”婦人”は彼らに罪人たちの回心と戦争が終わるために祈るよう頼み、そして毎月13日にこの場所に会い来るように、と伝えた。
Further apparitions took place on June 13 and July 13. On August 13 the children were prevented by local authorities from going to the Cova da Iria, but they saw the apparition on the 19th. On September 13 the Lady requested recitation of the Rosary for an end to the war. Finally, on October 13, the “Lady” identified herself as “Our Lady of the Rosary” and again called for prayer and penitence.
御出現が6月13日、7月13日、そして8月13日と進んでいくうちに、地元の権力者たちは子どもたちがCova da Iriaに行くことを阻止しようとしたが、その彼らにも御出現が19日にあった。そして9月13日、その夫人は戦争の終結のためにロザリーの暗唱をするよう彼らにリクエストした。最後の御出現である10月13日、その”婦人”は彼女自身を”Our lady of the Rosary”であることを示し、再び祈りと忍耐とを人々に呼びかけた。
(ここからは、ファチマに関する記事を集めてまとめたものです)
この最後の御出現である10月13日、その話を聞きつけた人々(クリスチャンもそうでない人々も)がその場所に集まり、実に6万人もの人々が集まった。その人々が見守る中、なんと太陽が回転して何色もの光放つ太陽の奇跡が起き、土砂降りの雨であったのに、太陽の奇跡の後、気が付くと人々も地も何もかもが瞬く間に完全に乾いていた、また水源のないところから水が湧き、飲む者に奇跡的な治癒があった、などさまざまな奇跡が起き、人々は「奇跡だ。奇跡だ。」と叫んだり、各種の祈りを唱えたりした。
3人の子どもたちは聖母から3つの預言を受けた(これを「ファチマ預言」と呼ぶようです)。それは、第1次世界大戦終決と、第2次世界大戦のことについてであった。第3の預言については、バチカンが封印して現在も秘密のまま、であったが、しかし、パウロ6世教皇は核戦争の危機が高まるにつれ、秘密の原文の内容をやわらげた抜粋文を各国首脳や司教団におくられた、ということです。