明けましておめでとうございます!

2023年が明けました!

今年はどのようなスタートだったでしょうか?

私は1月1日の朝11時からの教会のミサでキャンターをしてスタートしました。

The Sacred Hearts of Jesus and Mary (Southampton, NY)

新年最初ということもあって、本当にたくさんの方がミサに参列され、賛美の声もひときわ大きくなりました。

新年といっても、教会の暦ではまだクリスマスの時期なんですよね。ですのでミサの中でもクリスマスのおなじみの歌が目白押しでした。

1月1日は聖母マリアの祭日

そして毎年1月1日は「Solemnity of Mary, Mother of God」=神の母マリアの聖日です。ですのでマリアにちなんでの曲「Holy In His Name」が献金のところで歌われました。

この歌詞は聖書から来ています:ルカの福音書1章46節〜55節

46するとマリヤは言った、「わたしの魂は主をあがめ、 
47わたしの霊は救主なる神をたたえます。 
48この卑しい女をさえ、心にかけてくださいました。今からのち代々の人々は、わたしをさいわいな女と言うでしょう、 
49力あるかたが、わたしに大きな事をしてくださったからです。そのみ名はきよく、 
50そのあわれみは、代々限りなく主をかしこみ恐れる者に及びます。 
51主はみ腕をもって力をふるい、心の思いのおごり高ぶる者を追い散らし、 
52権力ある者を王座から引きおろし、卑しい者を引き上げ、 
53飢えている者を良いもので飽かせ、富んでいる者を空腹のまま帰らせなさいます。 
54主は、あわれみをお忘れにならず、その僕イスラエルを助けてくださいました、 
55わたしたちの父祖アブラハムとその子孫とをとこしえにあわれむと約束なさったとおりに」。

こちらはマリアがいとこのエリザベスに会った時に、エリザベスが聖霊に満たされて「あなたは女の中で祝福されたかた、あなたの胎の実も祝福されています。」と言ったその言葉に対するマリアの言葉です。

この箇所はラテン語でMagnificat(英語で”[My soul] magnifies [the Lord]”の意味)、と言われる箇所で、Song of Maryとも呼ばれている、非常に有名な箇所なんです。素敵ですね♡

Hymns and Musical Selections-January 1st

それでは、1日11:00〜ミサの録音です。どれもトラディッショナルでおなじみのクリスマスソングです♡

Entrance: Hark! The Herald Angels Sing

(開祭の歌)

Responsorial Psalm: All The Ends of the Earth

(答唱詩篇)

Offertory: Holy Is His Name

(ミサ献金)

Communion: What Child is This?~The First Noel

(聖餐式)

Recessional Hymn: Go Tell It On The Mountain

(閉祭の歌)

神への賛美あふれる2023年に!

聖餐式で歌われたのはWhat Child is this?、こちらも有名なクリスマス曲ですね。全部で3コーラスあるのですが、それで足りるだろう・・と思っていたら、会衆の数が多くて曲が終わってもまだ聖餐が終わらず、、急遽The first Noelが歌われることに。以前の私なら、こんな状況にあたふたしてたと思いますが、問題なくスムーズに対処することができました。場数を踏むって大切ですよね〜

このようにミサでは何事もなかったかのような、通常通りのミサが行われましたが、

心のなかでは、どんどん暗くなっていくアメリカの状況に、神様どうか助けてください!という気持ちが、私にも、そして会衆の皆さんにもあったと思います。

「どうか神の栄光をアメリカの上に、世界の上に照らしてください!」という気持ち・・・

そんな気持ちがひときわ賛美を大きくしたのだと思います。

2023年は日本でも、アメリカでも、ひときわ賛美が豊かに、あふれる年になることを祈ります🙏