2011年6月、O-1 VISAを取得してNYへ再度渡米してから、早7ヶ月が経ってしまいまいした。。早かったのか遅かったのか・・。

このVISAは特殊な技能を持っている人のためのVISAで、ミュージシャンとか調理師、寿司職人などに適切なVISA、一度取得すると3年間有効です。この度、VISAを取得するにいたった道のりを一気にまとめてみたいと思います。。

といっても実は、このVISAを申請しようかどうか、本当にギリギリまで迷いに迷って、それでも自分では答えが出せないから、ビザ申請にかけてみた次第。その前に取得した学生ビザの期限が近くなるに従って、これからどうしよう?NYに残るべきか、日本へ帰るべきか、ずっと悩んで悩んで、しかしもう決めなきゃいけない、って時に「ここまで祈ってきたんだから、後は神様次第、ビザがおりたらNY、おりなかったら日本へ帰る、というのが神様の御心としよう」と決めて、重い腰を上げたわけです。。

O-1 VISAを申請するまで

>> O-1 VISA

ビザ申請に関して何の知識もない私は、最初から弁護士に頼むことにした。最終的にはネットで探した日本人弁護士、Tさんにお願いすることにした。費用はなんと$4,000!しかも全額前払い。

以下はTさんとのやりとりの経緯↓

2011年2月28日:初めて事務所へ伺いミーティング。その後、もろもろの資料を準備する。

2011年3月23日:用意した資料を持参して再度弁護士とミーティング。

・自分のprofie
・自分のbiography
・今までの活動を証明できるイベントなどのチラシ(カラーコピーがbetter)と、その簡単な英訳をまとめたファイル
・CDの販売実績
・今までの活動での収入を証明できるもの
・NYでの活動の向こう3年間の予定(あくまでも予定は未定なので適当に作ってもOK)
・アメリカで活動している人からの推薦状を最低10通(必ず本人のサイン入りで)
などなど。

この時、Tさんから、記載が必要なVISA申請用の提出書類とペティショナー(雇用主)に関する必要事項=”Petitioner’s info” の項目などを受け取る。

2011年4月7日:日本帰国前日に最終的なミーティング。VISA申請に提出する書類を持参。しかしこの時にはまだ、Petitioner’s info の情報はもらえてない。

でも、できることは全部やり終えた・・・あとは弁護士にお任せするしかない、という状況で、学生ビザが切れる2日前ぐらいで帰国。それが4月8日

その後、弁護士から雇用主(私の場合は教会でした)にPetitioner’ info を何度催促してもらっても、向こうからは「個人情報なので公開はしたくない」の一点張り、とのこと。。。Tさんとも相談しつつ、結局、そんな大事な情報がないままでもビザ申請に踏み切ることにした。それが5月1日。Tさんの方で「ペティショナーからの情報、従業員の数とかインカムの数字は、Charityの団体ということで明確には提示しませんという形にしました。」としてくれた。

そんな未完了の書類なので、全くVISAがおりる自信はなかった。。案の定、待てども待てども弁護士からの連絡は来ず・・・

と、悶々としていた中、その1ヶ月後の6月8日、ついに、O-1 visaがapprovedされた、という弁護士からの知らせが届いた!!これには自分も本当に驚いた☆☆

→ 書類社会のアメリカではミスや不足、スペルミスでさえ見つかればすぐ排除される、というお役所システムで(red-tapeと呼ばれる)、にも関わらずVISAがおりるなんて、しかもこんなに早く・・・これは絶対にMiracle!、神様の導きに違いない!と確信した。ここまで本当に長かったーーー!なにしろ、神様の御心はNYなんだ、と知ることができて心の荷が下りた感じ・・・感謝☆☆

んがしかし、まだ終わったわけではなく、次はアメリカ大使館の面接に行かなきゃ・・・(◎_◎;)

というわけで、まだまだO-1 VISA取得までの道は続く。