アメリカ大使館での面接はインターネットで予約できるので、最近は便利になっているな〜とつくづく感心。VISAに関しては大先輩の北守一生さんにいろいろと教えてもらったところ、なんでも予約は結構先まで一杯だから早めに入れておいた方がbetter、ということで、実は approvedの知らせが来る前から予約していた(というか、できた)。変更も可能なので、時期を見て2〜3度変更しつつ、いよいよ面接が2011年6月23日に決定!

>> 東京・アメリカ大使館 面接予約

と、面接を前日に控えて、ふと気がついた。。そういえば教会とは私の具体的な収入に関しては一度も話したことはない、けど面接で絶対に聞かれるに違いない!と思い立ち、急きょ弁護士に相談のメールを送った。適当に答えた方がいいのか、もしくは正直に、まだそこまでの話し合いはしてません、と答えるのか。。

弁護士からの回答は、
「サラリーの金額が具体的にあったほうが、質問されたときに答えやすいと思います。・・・
ある程度仕上げたものを添付しました。具体的な金額を入れたら出来上がります。」

ということでアドバイス通り、この送ってもらった書類に、適当に(!)数字を入れてプリントアウトして、その他もろもろの書類も揃えて、いよいよアメリカ大使館へ!

>> 面接当日に関しての注意事項はこちらを参照

かなり待ち時間も長かったので、その間緊張度が上がる上がる!と、やっと自分の番号が呼ばれてカウンターに行き、いよいよ面接開始。

面接が始まってから数分後、面接官が私の書類に目を通しながら「なんだこれは・・わからないな・・」と表情を硬くしてぶつぶつ言うばかり。。これには青くなった〜☆☆ でも途中で「あ〜、OK, OK」と何かをわかってくれたようで、そこからはスムーズに行った。この面接では主に、私の職業(シンガー)、どこで働くのか、どんな働きなのか、働く目的は何か、日本でのシンガーとしての活動に関して(とその証明できる書類があればbetter)、などが聞かれた。それと、私はその前に学生ビザで留学していたのでそのことも・・もちろん全部英語で。

そして、NYでの収入について、弁護士に急きょ送ってもらった書類を当日持参した、これが大正解!!見事に月々のサラリーを聞かれ、その書類を面接官に渡したらスムーズに理解してくれた。しかも日本でのサラリーから比べたら1/3程になっていることに対しても聞かれ「もっと深くゴスペルを学ぶのは日本ではなかなかできないことだから、学ぶためにはこれも必要なんです!」とか答えて、スムーズに納得してくれたのだった。→ここで、ほっと胸をなで下ろす姿を想像して下さい(笑)

・・・結局全部で20分ぐらいかかったかな、 実際にはかなり長く感じたけど。でも笑顔を絶やさないように気にしつつ、多くの質問にも片言の英語でなんとかがんばって答えて、向こうにも理解してもらえて・・・最終的にようやく、晴れてその場でVISAの許可が決定〜〜!・・・それまで周りからは、最後の面接で落とされたって話をよく聞く、とか、最近はVISA取得は今までと比べてかなり難しくなっている、と再三脅されていたので、面接最後に「VISAがapprovedされましたよ」と言われた時には本当に感激して、心の中で「神様、ありがとう!!ありがとう〜〜!」 :cwy: と叫び続けて、本気でその場で踊り出しそうになった。その後大使館を出て、近くのドトールで飲んだコーヒーのおいしかった事・・・あの時間は今でも忘れられない。。

それから1週間後ぐらいに、無事にO-1 VISAの入ったパスポートが実家に届き、この時はもう喜び踊りました〜〜!これで合法的にNYに戻ることができるぞーー!あとはNYへ戻るための飛行機チケットの手配をして(チケット変更には1回$250の手数料、しかも私は2回変更したから計$500の出費・・・い、痛い☆☆)。。

日本に戻ってきてから約3ヶ月後、7月5日にようやくNYへ旅立ったのでした。。感謝感謝!!  :w00t: