この1月〜2月は、表題のBlack History Month なんだそうです。教会の礼拝の中でも毎回「Black History Litany」というのをみんなで読んだりします。その中で、先日のスペシャルゲストとして、なんと、キング牧師が暗殺された現場に実際にいた人で、牧師のRev. Samuel “Billy” Kylesさんが教会に招かれました。すごすぎる!!

Rev. Samuel "Billy" Kyles

「黒人の歴史がアメリカの歴史である」という印象深い言葉を皮切りにメッセージが進められました。公民権運動のまっただ中に生きた人の言葉ですね、まさに。。

講壇の前には子供たち、特に男の子たちが集められました。Kyles牧師は事件の詳細を語るだけではなく、その黒人の歴史:読み書きを習うこと自体が違法とされていた(!)時代から、教会が出来ていき、教会がベースになって団結力が培われ、それが公民権運動に発展していく様子をしっかりと説明されました。その中でも「夢を抱き続けること」を繰り返し強調されていました。いかにキング牧師が夢を抱き続けた人であったか・・暗殺されたその瞬間でも、彼は夢を追い求めるような言葉を残したそうです(あ〜〜、具体的な言葉は忘れてしまいました。。残念!)。「その人を殺すことはできても、夢を殺すことはできない!夢を持てなくなった人は翼の折れて飛べなくなった鳥のようだ」と何度も何度も語られました。

なんか・・魂がゆさぶられたというか・・・本当に感動してしまいました。

彼らは彼ら自身のルーツや歴史を本当に誇りに思っているし、それをしっかりと子供たちに受け継いでいこうという意識がここまで根付いている、しかも歴史的出来事の生き証人である人物からじかに言葉を聞く機会が与えられた、その子供たちに対する影響力は計り知れないですよね。その話の内容はどこをとっても希望と勇気にあふれていました。・・・泣けました!

↑NJDMBA concert にて。黒ベースにアフリカの民族衣装で統一されてます。みんなすごいおしゃれ!

ふと、日本の子供たちはどうなんだろうか、と考えさせられました。。。