こちらNYでも、まだちょっと雪が降ったりしてますが、
すっかり春めいた陽気になってきました。

日本ではもう桜が咲いているようですね🌸🌸

日本の桜・・・恋しいわ〜(T_T)

 

さて、教会の暦では、平日のみをカウントした40日間のレント、という期間が今週で終わり、
いよいよ今度の日曜日がパームサンデー、そしてHoly Weekに入り、

次の日曜日がイースター!!復活祭になります。

キリストの復活を祝うイースターは、クリスマスと同じくらい、
もしくはそれ以上に大事な行事、厳粛に、そして盛大に祝われます。

なので、このイースターの時期は、その前の聖木曜日からスタートします。

木、金、土、日、と連日特別なミサが行われますね。

その中で、やはりクワイヤの賛美は欠かせません。実にたくさん賛美をします。

今回、私は2つのクワイヤに属していますので、そりゃーやる曲目が多くて、
その練習でかなり毎日大変な状況になっていまして・・

特に、最近所属したラテン語ミサのクワイヤですと、ほとんどがラテン語、
そしてグレゴリアン・チャント形式なので、ネウマ譜というものを見ながら、
YouTubeで音声を聞きながら、毎日練習してます、が、

それでも難しいです!

そんなグレゴリアン・チャントの1曲を、今回はご紹介したいと思います。

 

主の祈り(ラテン語)

この曲は、イースター用、というわけではなく、毎回のミサで、
ミサが始まる前に歌われる、最初の賛美になります。

これは主の祈り、英語ですと Our Father から始まる、あの有名な祈りを歌っています。

これをネウマ譜を見ながら歌うわけですが・・今でも難しいです。

テンポもなく、普段慣れている四拍子とかそういうのなく、ただ流れるように歌うんです。

また、一人の声が目立って出てしまうのもNGですし、
声にビブラートもかけないで歌うのが基本、

クワイヤの声が、まったくに一つになるように歌う、

これがいつもクワイヤのリーダーが言っていることです。

歌うのにものすごく神経を使いますし、集中力も半端ないですので、
ミサが終わった後はいっつもぐったり・・

これがイースターの日となると、実に歌う曲目がたくさんあって!
毎日練習してもおっつきません。。

こんなに大変なイースターは初めてかもしれない。。

ちなみに、イースター用の曲には、こんなのがあります。

この難しさが伝わりますでしょうか。。

でも、きっと、イースターのミサの中で歌った時の感動ったら
ないのだろうな〜と思います。(T_T)

 

今年のイースターは特別な日になりそうです!

 

みなさんも、ぜひイースターの日には教会で、

共に、キリストの復活をお祝いしましょう〜!