私が今通っている地元の教会、St. Rosalie’s Church, この教会はここHampton Baysに古くからある教会だそうですが、最初に建てられた教会堂は今は別の活動のために使われていて(人が多くなりすぎて手狭になり、今の会堂が建てられたため)、今ある教会堂はとってもモダンな作りです。

もともとHampton Baysはリゾート地、夏のシーズンになると、冬の間温かい場所(フロリダとかカルフォルニアとかですかね?)に住んでいた人たちが避暑のためにHampton Baysに戻ってくるんだそうで、人口が一気に増えるんです。なので今の時期は教会のミサの参加者も増えて、ある時には人が座りきれないほどになるらしいです。それぐらいに人々が教会に集まるとは心強いですね〜。

そんな雰囲気も手伝ってか?私がクワイヤに加入するときも至って簡単、何にもなしに、ただMusic Minister のTOMさんに直談判して、即OK。笑顔で「次の水曜日のクワイヤの練習に来てください!」と言われて加入完了です。教会の会員にならないと、とか、まずオーディションらしきものを想像してたんですが・・私にとってはありがたいことでした。(→以前お世話になっていた別の教会では、教会のメンバーにならない限り礼拝ではクワイヤとして歌わせてもらえず、ずっと練習だけ参加してたこともありましたから)

そのクワイヤの活動も、ありがたいことに大変充実してます。練習は毎週水曜日夜、2時間ほど。休憩なしにかなりビッチリ歌います。特に私には全てが新曲なので、ものすごく集中して歌うので、終わった後はヘロヘロになります。。が、TOMさんの雰囲気も手伝って全体的にリラックスモード、ピリピリした感じは全くないですね〜、これは私にとってはとてもありがたいことです。

music books
毎回、山のような譜面のファイルと分厚い賛美歌本持参、かなり大荷物です。

 

TOMさんの目指している音楽レベルはかなり高いと思います、曲の表現力を最大限にクワイヤで再現するために、時にかなり細かいところにまで指導が入る事もしばしば、時に厳しくなることもありますが、そうであって当然、私達クワイヤも完全にTOMさんに信頼して付いていっている感じです。・・・んが、しかし、他のクワイヤでもそうでしたが、発声練習は・・なし!ないんですよ〜。無いのが当然なんですかね。。

曲目は全て譜面を渡されます。そして新参者の私にとっては全てが新曲、全て初見で歌わなければなりません。これには最初かなり戸惑いましたが、周りの同じアルトパートのメンバー(結構古いメンバーがたくさんいて、その人達はほとんどの曲をすでに知っている)の助けを借りてなんとかついていってますよ。毎回レコーダーで録音して、家に持って帰って譜面と照らしあわせて再確認&練習、日曜日のミサまでに備える・・この繰り返し。でもせっかく用意しても、ミサの最中でTOMさんの意向で曲目が変更されることもしばしば。でも、毎回同じような流れで慣れちゃうよりは、時々こういう冷汗もんの時がある方が、身が引き締まる感じでいいですね。

そうそう、このクワイヤ、男性パートがすご〜〜く充実してるんですよ!プロ並み(いや、きっとプロだと思う)の人が何名かいて、その声の美しさったら・・毎回しびれますよーー。ソプラノパートにも二人ほどプロの人がいます。こちらは完全にクラッシックタイプの歌い手さんですね、高音域のメロディーを美しく、そしていとも簡単にスムーズに歌えちゃうの・・本当に素晴らしいです。

このように素晴らしい方々と、こんなに密に一緒に歌えるのはなんと大きな恵みなのか!と思います。私もがんばって、アルトパート盛り上げていきます!