St. Agnes

今日はカトリック歴?で、“Feast of St. Agnes”という日です。今日のミサで彼女のことが多く語られていました。私は恥ずかしながら彼女のことは全然知らなかったんですけど・・^^; 名前は・・かなり親近感ある感じですけどね(その時代の人ならわかっていただけると思いますが)。その神父のお話から、とても素晴らしい殉教者だと知り、ぜひみなさんにここでご紹介したいと思います。

ここから、他のサイトで見つけた解説を、無断ながらコピーさせてもらいました。→すみません!!

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聖アグネス
聖アグネス/ホセ・デ・リベーラ (1641年)

暗い牢獄の中で一心に祈りを捧げる聖女…..彼女は聖アグネス。教会で、もっとも早くから崇敬された殉教聖女の一人です。殉教当時、まだ13歳だったといいますから、その面差しの幼さにも胸を突かれます。そんな聖アグネスを見かねてか、天使が白い布で彼女を包み、神の愛を伝えようとしています。

 聖アグネスは、ディオクレティアヌス帝によるキリスト教徒迫害の時代、ローマに生まれた聖女です。『黄金伝説』によると、ローマの長官の息子にしつこく言い寄られたアグネスは、自分はすでに天上の花婿と結ばれているからと言って固くこれを退けたといいます。断られた若者は恋の病に倒れ、それを知った長官はアグネスを召還します。そして、彼女がキリスト教徒であることを知るや、ローマの神々に供儀を行うように命じ、もしもそれに従わないときは娼家に送ると脅しました。
アグネスは全裸でローマの街を引き回されますが、このとき奇跡が起こり、髪がみるみる足元まで伸び、全身を覆ったといいます。そして、娼家に着いてからは、一人の天使が現れてアグネスを輝く光で包み込み、人々の目から隠してくれたのです。ですから、この場面は、牢屋のように見えますが、娼家の一隅なのかも知れません。
やがて、あきらめきれない長官の息子が再び強引に迫ったとき、彼はついに悪魔の力によって殺されてしまいます。そのため、アグネスは魔女として火に投じられました。しかし炎は彼女の体を焼かず、かえって刑吏たちに襲いかかってきたのです。それで結局、最後には、首を刎ねられて殉教したと伝えられています。

 ところが、アグネスの死後、彼女の両親は、白い子羊のそばにいる彼女の姿を見たとも言われています。そのため、通常、聖アグネスの持ち物は白い子羊とされていて、聖女の足元にうずくまるか手に抱きかかえられて描かれることが多く、クラナハなどは『聖ドロテア、アグネス、クニクンデ』の中で、まさにそのように描いています。これは、アグネスの名がラテン語で子羊を意味する「アグヌス」(agnus)からきているからだといった説もあるのですが、実際は、聖女の名は純潔を意味するギリシア語からきているのです。しかし、聖なる白い子羊とともに両親のもとに現れたのが本当だとしたら….この清らかな少女の痛々しい死を思うとき、私たちはどんなにか救われる思いのすることでしょうか。神の国で安らぐアグネスの笑顔が温かい光に包まれていることを、やはり祈らずにはいられないのです。

(記事と画像はこちらからです→聖アグネス

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ということで、たった13歳で殉教した聖アグネス、当時いよいよこれから首をはねられる、という所で、彼女を知る周りの人々は彼女をなんとしても助けたい一心で彼女に「神に自分を救ってくれるように祈って下さい」と懇願するも、アグネスさんは、

「キリストは私の花婿です。最初に選んでくださったのはキリストですから、私はその方に従います」

と人々に答えた、ということです。(いや〜・・もう・・言葉がありませんね・・・)

Wikipediaによると、純潔・庭師・少女・夫婦・レイプ被害者の守護聖人だということです。

St. Agnes, pray for us!!

March For Life

そして明日はWashington DCにて”March For Life” が行われる予定です。今日NYは大雪になってしまったのでDCではどうなのでしょうか、心配ですが・・

march for life

abortion(堕胎)やeuthanasia(安楽死)、特にabortionに対する抗議、がメインになるのでしょうか。。abortionによって母体へのさまざまな苦痛、困難、肉体的精神的リスクなど、実際には女性にとってプラスになるどころかマイナスな要素が満載、母体を守るために、その現実をちゃんと人々にわかってもらえるために、そしてそして、その小さい命を守るために(こちらではunborn childと呼ばれることが多いようです)、命の尊さをアピールするために人々が集まってマーチします。

アメリカでは最近、このabortionが合法化され、さまざま問題、対立が起きています、特にカトリック教会を始めカトリックベースの病院、ケアホーム、そしてジューイッシュ(ユダヤ系)病院などがこれに断固NOと言って譲らないので、教会と人々(もしくは政府)との間の衝突もあるようです。現実問題、ここアメリカだけでも、今年に入ってからすでに2,289,089件(1月21日午後3時30分現在)のabortionがありました。→って、今年ってまだ21日しか経ってないでしょ?!

Abortion Coutersなるページを発見したので、ぜひ一度覗いてみてください。

Number of Abortions – Abortion Counters

 

・・・ここで告白しちゃいますが・・

実は私も経験者です(;_;)。。今まで、どれだけ祈ったかわかりませんが・・・やはりその心の傷は小さくはなっても一生消えないと思います。神に許されている、と信じてますし、神様によって慰めもありました。しかしやはり「取り返しの付かない事をした」感はずっとついて回ると思います。

でも、そのunborn childの命は全て、ちゃんと天に帰っていることを教わりました、そして私はそれを100%信じています。いつか天に帰った時に、私のbabyに会える事を心待ちにしつつ、この地ではもう2度と同じ過ちは犯さない、そしてabortionを考えている人がいたら「ちょっと待って!一緒に解決策を考えようよ」と言えるような人でありたいと思います。

—–1/22 訂正:euthanasiaはまだ合法化されたか不明なようなので、文面から消しました。