アストラゼネカ製ワクチンに含まれる出産を妨げる成分は、HPV、インフルエンザ予防接種にも存在する
男性と女性の、月経周期の乱れや生殖器官の痛みを説明するメカニズムは提供されておらず、生殖報告に関する公の議論は最小限に抑えられています。
しかし、ポリソルベート80という化学物質は10倍以上の範囲でテストされたラット卵巣への注射容量において見られた遅延卵巣毒性を示したもので、その成分はアストラゼネカ製ワクチンの成分として含まれており、それは他にもインフルエンザワクチンや*HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンにも含まれています。
(訳者注:*HPVワクチンとは、子宮頸がんワクチンのことのようです)
これらのワクチンの生殖機能に対する影響は過去にも懸念が高まっていました。
プリティッシュ・メディカルジャーナルで説明されているケースでは、通常の月経周期だったオーストラリア人の16歳の少女がHPVワクチンを摂取した後、早発卵巣不全と診断された、と説明しています。
2014年、オーストラリア人医師たちが発表した症例シリーズでは、10代の少女たちが閉経したケースを取り上げ、これは通常「非常にまれで未知である」と説明される現象だ、ということです。
彼らはそのHPVワクチンに含まれるポリソルベート80などの成分の出産に対する文章化されたリスクに対して厄介な質問を提起し、予備ワクチン試験における深刻な欠陥を挙げ、そしてさらなる調査が「緊急に必要」だ、と結論づけました。
実際の数字は報告される数字の1〜2桁大きい?
2006年から2014年の間にアメリカのワクチン有害事象報告システム(VAERS)は、48件のHPVワクチン接種者における自己免疫反応に関連する卵巣損傷を挙げました。また2006年から2018年5月までの間に、自然流産(256件)、無月経(172件)、そして生理不順(172件)を列挙し報告しています。
VAERS がレポートした2020年の研究において、四価HPVワクチン(ガーダシル)が早期卵巣不全に、統計的に重大な関わりがあると発表、それは無月経、生理不順、早発閉経などが含まれます。
アメリカのワクチン有害事象報告システム(VAERS)のように、イギリスのイエローカードプログラムでも自主的なレポートは収集します、が、ワクチンと、レポートされた症例とをの因果関係は証明していません。
しかし、自主的なシステムとして、それは有害事象のごく一部のみを捉える傾向にあります。
Harvard Pilgrim Healthcareの調査によると、1%未満のワクチンの有害事象がVAERS に報告されたということは、ワクチンの有害事象の実際の数字は、それよりも1〜2桁大きいことを意味している、とのことです。
(まだつづく)