に先日参加してきました。これは、ロザリオをパブリックな場所で祈るためのラリーで、このような祈りはさまざまな場所で行われているようです。
場所は近所にあるHoly Family Churchで、その名前にふさわしく大きなお庭のメインにはHoly Familyの像がありました。
たまたま別の教会でチラシを見つけたので行って見たんだけど、スタイルがいたってシンプル。
教会の前にあるHoly Family像の前で集合
12時から
それぞれイスを持参すること
たったそれだけ。
いつも通っている近所の教会の12時からのミサ後はたいてい残ってロザリオのグループと一緒に祈っているので、それが野外になっただけだと思って、気軽に参加しました。
行ってみると本当にみんながその場に集まってるだけ、特に音響の設備があるわけでなく、受付があるわけでもなく。。野外で、しかも交通量の結構多い道路が隣接してるので、なかなかお互いの声が届かなかったりで、決してファンシーなものではなかったけど、天気も良く青空を見上げながら、Holy Familyを見上げながら、知らない人たちと一緒になって祈るロザリーはとても美しいものでした。
いただいた資料によると、どうやらこのRallyは1917年にFatimaで起こった聖母マリアの奇跡に由来しているようです。この出来事はとても大々的な、歴史的な奇跡で、ロザリーの祈りの一部にもFatimaの祈りが入っているほどです。Fatimaの奇跡についてはまた回を改めてご紹介したいと思います。
それと印象的なのがPablic Rosaryの歴史。
資料によると、第2次世界大戦の終盤、当時共産国ソビエトのによって占領されていたオーストリアはViennaという場所で、地元の人たちは立ち退くことを拒否、そして人々は神父Petrus Pavlicekさんの先導でこのロザリーをPablicに、大々的に祈りながら町中を行進しました。その祈りが届き、ソビエト側は戦うことなしでViennaから撤退したようです。同様に1964年にはBrazilでも共産主義を相手に同じようなことが起こったそうです。
ロザリーの祈りはSpiritualな武器、という言い方が良くされるほど力のある祈り、ぜひアメリカでももちろん、日本でもこのような祈りがされたらすごいことが起こるだろうなーと思いました。