次にThe Sorrowful Mysteries / 苦しみの神秘です。火曜日と金曜日はこのミステリーで祈ります。
私は個人的に、このミステリーの時には映画などで観た光景やイスラエル旅行で見た風景を思い出しては祈っています。途中でとても心が痛みます・・イエス様が体験された痛みとは比較にならないですが・・。その苦しみが少しでもわかることができれば大きな祝福だと思います。
どうか苦しみのミステリーの祈りを通して、イエス様の痛みを分かち合わせて下さい。。
THE SORROWFUL MYSTERIES/苦しみ(受難)の神秘
1. The Agony in the Gardenーゲツセマネの園の苦しみー
ルカ22:39-46、マタイ26:36-50
イエスはゲツセマネの園で祈っておられる時、大いに苦しみ、血の汗を流すほどに祈られた。「父よ、みこころならば、どうぞ、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの思いではなく、みこころが成るようにしてください」(ルカ22:42)。その間、弟子たちは寝入ってしまっていた。
※ゲツセマネの園での祈りについて、旧ブログで詳しく説明しています。→ゲツセマネの園
2. The Scourging at the Pillarームチ打ちー
マタイ27:22-26、ガラテヤ人への手紙2:20
イエスは、ピラトによってローマのムチ打ちを受けた。
※ムチ打ちについて、旧ブログで詳しく説明しています。→むち打ちについて
3. The Crowning with Thornsーいばらの冠ー
マタイ27:27-30、イザヤ53:3-7
ローマ兵はイエスにいばらで作った冠をかぶせ、葦の棒を持たせ「ユダヤの王バンザイ!」と嘲り笑い、つばを吐きかけ葦の棒でその頭を叩くなどした。群衆はピラトに「彼を十字架につけよ!」と激しく叫んで言った。
4. The Carrying of the Crossー十字架を荷なわれるー
ルカ23:26-31, ルカ14:27
十字架刑を宣告されたイエスは、最後の力を持って十字架を担ぎ、ゴルゴタの丘までの道を歩かれた。
※ゴルゴタの丘への道について、旧ブログで詳しく説明しています。→ヴィア・ドロローサ
5. The Crucifixionー十字架上で死なれるー
ヨハネ19:28-30, ピリピ人への手紙2:7-8
手足を十字架に釘付けられ、それでも人々のためにとりなし祈り、最後は愛する母マリアが見守る中息を引き取られた。
※十字架刑の事は、旧ブログの中で詳しく説明しています。→十字架刑について
—-十字架上のイエスの7つのことば—-
1)「父よ。彼らをお赦しください。彼らは何をしているのか自分でわからないのです。」ルカ23:34
2)「まことに、あなたに告げます。あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます。」ルカ23:43
3)「女の方。そこに、あなたの息子がいます」「そこに、あなたの母がいます」ヨハネ19:26-27
4)「わが神。わが神。どうしてわたしをお見捨てになったのですか。」マタイ27:46、マルコ15:34
5)「わたしは渇く」ヨハネ19:28
6)「完了した」ヨハネ19:30
7)「父よ。わが霊を御手にゆだねます。」ルカ23:46
イエス様の歩まれた苦難の道を、祈りを通してもっとリアルに、もっと切実に理解できるよう助けてください!と願います。。