Ako's Family Ministries 活動報告 since 2010

Our Lady of Fatima〜6.秋田の聖母マリア

秋田の聖母マリア

ファチマの聖母によく関連付けられて話されるのが、

我らが日本!にご出現なされた、秋田の聖母マリア、のお話です。

 

3.第3の秘密、の項でも解説がありましたが、

ファチマの第3の秘密と、秋田の聖母マリアがシスター笹川に語られた内容と、

共通するところがあるのでは、という見方が大半の意見です。

ファチマの聖母が、第3の秘密を1960年になったら公開しなさい、

というお告げがあったにもかかわらず、それがなされていないために、

シスター笹川に再度告げられたのではないか、という見方もできるわけです。

 

ということで、この秋田の聖母マリアが語られた預言の内容に

今回はフォーカスしたいと思います。

 

秋田の聖母マリア

以前にもご紹介したこちらの動画、シスター笹川さんの2015年現在の姿が見られます。

また、この取材がなされた当時の映像は、日本語で見れますので、

ぜひ一度ご覧になってください。

 

こちらに、その預言の内容を抜粋しました。

参照元:秋田の聖母マリアのメッセージ抜粋

2回目のメッセージ

2回目のメッセージ(1973年8月3日 初金曜日)

「私の娘よ、私の修練女よ。主を愛し奉っていますか。主をお愛しするなら、私の話を聞きなさい。これは大事なことです。そして、あなたの長上に告げなさい。

世の多くの人々は、主を悲しませております。わたしは、主を慰める者を望んでおります。

天の御父のお怒りをやわらげるために、罪人や忘恩者に代わって苦しみ、貧しさをもってこれを償う霊魂を、御子と共に望んでおります。

御父がこの世に対して怒りたもうておられることを知らせるために、御父は全人類の上に、大いなる罰を下そうとしておられます。御子と共に、何度もそのお怒りを和らげるように努めました。御子の十字架の苦しみ、御血を示して、御父をお慰めする至愛なる霊魂、その犠牲者となる集まりを捧げて、お引止めしてきました。

祈り、苦行、貧しさ、勇気ある犠牲的行為は、御父のお怒りを和らげることができます。あなたの会にも、それを望んでおります。貧しさを尊び、貧しさの中にあって、多くの忘恩、侮辱の償いのために、改心して祈ってください。

・・・」

 

3回目のメッセージ

シスター笹川に三度目のお告げがあったのが、1973年10月13日、とあります。

(YouTube映像では32:20あたりから)

このお告げが一番厳しいものだったそうですが、

この10月13日とは、1917年にファチマで太陽の奇跡があった日、

10月13日と一緒である、というのも、とても興味深いです。

やはりファチマとの関連があるご出現である、というのは疑いのない事だと思います。

 

3回目のメッセージ(1973年10月13日)

「愛する私の娘よ、これから私の話すことをよく聞きなさい。そして、あなたの長上に告げなさい。

前にも伝えたように、もし人類が悔い改めないなら、御父は全人類の上に大いなる罰を下そうとしておられます。その時、御父は大洪水よりも重い、いままでにない罰を下されるに違いありません。

火が天から下り、その災いによって人類の多くの人々が死ぬでしょう。

よい人も悪い人と共に、司祭も信者と共に死ぬでしょう。

生き残った人々には、死んだ人々をうらやむほどの苦難があるでしょう。

その時私たちに残る武器は、ロザリオと、御子の残されたしるしだけです。毎日ロザリオの祈りを唱えてください。ロザリオの祈りをもって司教、司祭のために祈ってください。

悪魔の働きが教会の中まで入り込み、カルジナルはカルジナルに、司教は司教に対立するでしょう。

わたしを敬う司祭は同僚から軽蔑され、攻撃されるでしょう。

祭壇や教会が荒されて、教会は妥協する者でいっぱいになり、悪魔の誘惑によって、多くの司祭、修道者がやめるでしょう。

特に悪魔は、御父に捧げられた霊魂に働きかけております。

たくさんの霊魂が失われることが私の悲しみです。これ以上罪が続くなら、もはや罪の許しは無くなるでしょう。勇気をもって、あなたの長上に告げてください。あなたの長上は、祈りと償いの業に励まなければならないことを、ひとりひとりに伝えて、熱心に祈ることを命じるでしょうから。」

「あなたに声を通して伝えるのは今日が最後ですよ。これからは、あなたに遣わされている者と、あなたの長上に従いなさい。ロザリオの祈りをたくさん唱えてください。迫っている災難から助けることができるのは、私だけです。私に寄りすがる者は、助けられるでしょう。」

 

この、三度目のお告げの内容の中の、教会について言われていること、

実はまさに、今現実に起こっていることなのです。

ここまで来てしまったのか・・、という感じです。

 

次回には、この預言と照らし合わせて、

今現在の教会の現状ついてまとめたいと思います。

 

Our Lady of Fatima〜5.預言の成就

ファチマの聖母

このように白い衣装に冠をかぶられた聖母像がファチマの聖母、Our Lady of Fatimaと呼ばれます

 

聖母マリアが、3人の子どもたちに伝えた言葉、

神様から預かった言葉、という意味で、「預言」と言われます。

(予言ではありませんので、あしからず)

聖母マリアが神様から遣わされて、神様の言葉を伝える、という事が、

Marian apparition、聖母のご出現、の目的です。

 

預言とは、現在のことも、未来のことも含まれます。

Fatimaで与えられたその預言の内容は、驚くほど正確に成就し、

その通りの事が起こっています。

今回は、その内容がまとめられています。


 

The accuracy of the Fatima Prophecies

預言の真実のしるしとは、その預言が成就することです。

ファティマの聖母の預言は全て、聖母が預言したその通り、正確に起こりました。

  1. 差し迫った第1次世界対戦の終戦
  2. 第2次世界対戦の開始、それは聖母は、具体的にこれから始まることを預言しました
  3. その時にはまだ選ばれてはいなかった、Pius Xl (ピウス 11世)の統治の間、夜の空に、未知の光の出現が起こる。それは確かに現れて、新聞の記事でもリポートされました
  4. 聖母が、ロシアの「エラー(誤り)」と呼んだ、その事が全世界に広まり、それは戦争と教会の迫害をもたらす、とした預言は、シスタールシアが呼ぶところの、”that poor nation”=かわいそうな国民に共産主義を強要した、ロシア革命が起こる前のことでした。

聖母の願いは叶いませんでした

 

聖母は約束しました、

もしロシアが彼女の無原罪の心のために聖別されるならば、

そのような悲惨な状況は避けられる、

そしてたくさんの魂は救われ、平和が訪れるだろう、と。

 

しかし、その預言は、もし彼女の願いが叶わなかった時は、

それらの災害は確かに起こる、

そして最終的に”たくさんの国民たちが滅ぼされるだろう”と警告しました。

 


 

黙示録のRed Dragonは旧ソビエト?

ここで一つ注釈で書いておきたいと思いますが、

聖母マリアのことを聖書から引用する時に、非常によく出てくるのが黙示録12章です。

黙示録12章1〜3節にはこのような記述があります。

1 また、大いなるしるしが天に現れた。ひとりの女が太陽を着て、足の下に月を踏み、その頭に十二の星の冠をかぶっていた。

2 この女は子を宿しており、産みの苦しみと悩みとのために、泣き叫んでいた。

3 また、もう一つのしるしが天に現れた。見よ、大きな、赤い龍がいた。それに七つの頭と十の角とがあり、その頭に七つの冠をかぶっていた。

 

1節に出てくる「ひとりの女」という女性、文脈からマリアであることがわかります。

「ひとりの女が太陽を着て」というのは、このFatimaで現れた太陽の奇跡とも重なります。

その後に出てくる「赤い龍」、これはまさに旧ソビエト(赤い旗、共産主義の赤のイメージ)

に重なる、と言う見方をする聖書学者もいます。

 

マリアが「ロシアが彼女の無原罪の心のために聖別されるならば、

そのような悲惨な状況は避けられる

と言われた預言にもつながってきますよね。

 

 

黙示録12章での記述は、ヨハネが天において見せられたVisionですが、地は天の影

いずれにしても、大きな龍が女とその子に敵対している、と描かれているこの様子、

まさに、この地でも起こっていることですね。

 

この戦いは現在でも続いています。

次回には、このOur Lady of Fatimaによく関連づけられて話される、

「秋田の聖母」について見ていきたいと思います。

Our Lady of Fatima〜4.太陽の奇跡

Our Lady of Fatimaを有名にした、もっとも大きな奇跡・・・

それは「太陽の奇跡」と呼ばれる、

7万人もの人々が目撃し、体験した奇跡です。

 

A miracle foretold 3 months in advance: the miracle of the sun

神は、神の偉大な預言の証人を、神の起こす奇跡によって確証します。

そのような奇跡が、Our Lady of Fatima、ファティマの聖母なのです。

ファティマのメッセージの真実は、公の奇跡によって確証されました、

 

1917年10月13日に、Cova da Iria、コバ・ダ・イリアで、

7万人もの群衆の前で起こった、太陽の奇跡です。

当時の新聞のリポートで取り上げられた写真より

 

7月のご出現の間に、聖母は3人のファティマの子どもたちに約束しました、

それは彼女は、その奇跡が、ある特定の日にちと時間に起こるーー昼の12時にーー

そのことによって、全ての見たものは、彼女のメッセージを信じるでしょう、と。

 

教会史全体でも、いや、世界全体の歴史の中でも、

太陽の奇跡は、あらかじめアナウンスされた、たった1つの奇跡なのです、

したがって、おびただしい群衆が目撃するために集まったのでした。

 

太陽のダンスとさまざまな奇跡

その奇跡:太陽が発生した、7万人もの人が見た、

空中で太陽が踊り、放たれた光で景色は輝き、

そして恐ろしいほどに地球に向かって飛び込んできました、

 

そして一瞬のうちに、泥だらけの地面と人々の水浸しになった洋服は渇きました、

その前の晩、一晩中、そしてその朝、午前中ずっと雨が続いていたためです、

その雨は聖母のご出現と共にやんだのでした。

 

その場ではたくさんの奇跡的な癒やし、そして回心が起こりました、

そのイベントを冷やかすために来た、一般の新聞記者たちまでも、

その驚くべき、また説明のできない出来事が起こったことを

リポートせざるを得ませんでした。

当時の新聞のリポートで取り上げられた写真より

 

 

当時の新聞のリポートで取り上げられた写真より

 

 

映画にもなったOur Lady of Fatima

ワーナー・ブラザーズまでも、一般の映画として、

その奇跡についての映画を、

「ファティマの聖母の奇跡(”The Miracle of Our Lady of Fatima”)」(1952)

というタイトルでプロデュースし、

その音楽はアカデミー賞にノミネートされました。

The Miracle of Our Lady of Fatima (movie)

 

(つづく)

Our Lady of Fatima〜3.第3の秘密

いよいよ第3の秘密についての項に入ります。

この秘密は序章でもお伝えしたとおり、未だに公にされていません、

が、今の時代何が起こっているかを見れば、この秘密は明らかです。

その時の教皇が封印するまでに、この秘密を明かさなかった理由を見ていきましょう。

 

マリアがご出現された地に建てられた教会、Our Lady of Fatima Basilika。去年2017年にはFatimaでの奇跡の100周年アニバーサリーが大いに祝われました。

3. What is the third secret?

偉大な秘密の3つ目の内容はーーそれが、第三の秘密ですが、

それは明らかに、信仰の大規模な危機の預言が含まれています、

そしてカトリック教会の中での試練が1960年に始まる、その年とは、

祝されたおとめがルシアに与えた「*はっきりとした命令」で、

その秘密はファティマの司教、もしくはリスボンの枢機卿長老によって

明らかにされるべきもので、

ということは、全世界に明らかにされるべき、という年でした。

 

*筆者注釈:

この秘密を聖母マリアから受け取ったルシアは、その時に、

この秘密は1960年になったら公にしなさい、と言われたのです

 

なぜ聖母が1960年に限定したのか、ルシアに聞いてみると、

彼女は答えました、

その年にはその秘密は「さらに理解しやすい」ものになるためだ、と。

その預言された教会の危機は、人類にとって劇的な出来事に付随して起こるものでしょう。

 

ルシアが書いた、4つの自叙伝

4つ目の自叙伝の中で、修道生活する修道女であるルシアは

(彼女のいとこたちは、ご出現の後、数年後に天に召されました)、

1917年7月13日のご出現での聖母の言葉の兆候をこのように伝えました:

「ポルトガルにおいて、信仰の教理は常に保たれる、等々」

シスター・ルシアはこの「等々=etc.」を加えています、

それは聖母の預言がその後も続くことを意味します、

それは論理的に、ポルトガルの外でのカトリック教理の状況を含みます。

今日まで、バチカンはこの”etc”がどんな内容なのかを話し合うことを拒否しています。

 

事実、第三の秘密の内容は、あまりに恐ろしいものだったので、

1943年に彼女の司教によってそれらを公文書にするよう命令されたのですが、

シスター・ルシアはそれに従うことが出来ませんでした、

その後1944年1月2日に聖母がご出現され、彼女に確かにそのことを行うように、

と確かにされました。

 

聖母がそのように命令され、その秘密が1960年に全世界に明らかにされるべき、

にも関わらず、ヨハネ23世は公表しないことに決め、

ポルトガルの記者の伝えたところによると、

それは「永遠に絶対的な封印の下」に置かれた、ということです。

 

しかし、それから、その時の枢機卿ラッツィンガー(後の教皇ベネディクトXVIー16世)

を含む、第三の秘密が書かれたもの全体を見た証人たちは、

それはまさにカトリック教会の中での大規模な危機に確実につながるだろう、

そしてそれは全世界を脅かすことになる、と確証しました。

 

シスタールシアは、彼女自身、その秘密のある特定の内容を明かさないことを

強いられている間、それをthe Book of Apocalypse(黙示録)につなげて、

”diabolical disorientation” =邪悪な混乱が教会の上層部の間につながるだろう

としました。

 

1960年以降の数々の出来事によって、その秘密の中で、

教会の中であらかじめ伝えられていた危機が確証されました、

そして第2バチカン公会議の着手の年に始まったのです。

それは教会は革命的な変化を経て、教会の高潔さに対してひどいダメージを与え、

たくさんの聖職者と信徒たちが離れ去るに至りました。

 

(つづく)


 

第2バチカン公会議について

ここで、今回の内容にでてきた第2バチカン公会議について、

少し参考程度に触れておきますね。

 

Wikipediaでも見ることができますが、

>>第2バチカン公会議

この会議は、1962〜65年にかけて行われた、大きな会議です。

私が知っている範囲では、この会議で、それまでの伝統的な教会の在り方が、

抜本的に変えられてしまうきっかけとなったようで、

結果的には、教会を悪い方向に導く会議となってしまいました。

 

それまでラテン語で行われていたミサが、それぞれの母国語で行われるようになり、

ミサ中の祈りの言葉がたくさんカットされたり、

(事実、ラテン語ミサでは司祭は常に御聖体=イエス様に向いていて、

会衆にはほぼほぼ背を向けている状態ですね、

そして、実にたくさんの祈りを御聖体に向かってなされます、

何度も何度も御聖体に向かってお辞儀し、ひざまずき、祈りを繰り返します。

そして会衆に顔を向けるのは説教のときだけ、という、

今現在の一般的なミサとは、本当に別物です)

 

御聖体を受け取る時も、今では会衆は司祭の前に行き、

立ったままその手に乗せてもらい、自分でその御聖体を口に入れていただく、

という方法が普通ですが、

 

本来は、そのために用意されたひざまずき台にひざまずき、

司祭が直接その人の舌に乗せる、という方法でした。

(手に受け取るのは、手が清められていないのでふさわしくない、

という意味だと思います)

 

例えば司祭をordain=任命する伝統的な儀式の中での祈りが

8割もカットされてしまったり、と、

それまでの伝統を大きく変えてしまう会議となったようです。

 

その大変化にともない「ひどいダメージと、聖職者および信徒が離れていく」、

という結果になったようですね。

 

マリアが1960年になったら第3の秘密を公にしなさい、と、

この年に限定したのは、教会にこういう事が起こることが、

あらかじめわかっていたからなのですね。

 

今の時代でも、このラテン語ミサを継続し、本来のカトリック教会の伝統を守ろうとしている

聖職者や信徒の人たちも、少数派ですが、います。

そういう数少ないラテン語ミサに出席できるチャンスがあるのは、

私にとってもかなり貴重で、本当にありがたいことです。

 

Our Lady of Fatima〜2.最初の2つの秘密

Our Lady of Fatima、ファティマの3つの秘密シリーズ、

次に、3つのうちの、最初の2つの秘密をみていきます。

2. What are the first two “secrets” of Fatima?

 

1つ目:地獄の光景

ファティマの偉大な秘密の一つ目は、地獄の光景で、その子どもたちを恐れさせました。

祝されたおとめ(=聖母マリア)は、こう説明しました。

「あなたは地獄を見ました。

それはかわいそうな罪人のたましいが行くところです。

彼らを救うために、神は私のImmaculate Heart、無原罪の心への献身を

この世に立てあげることを望んでいます」

その祝されたおとめは、祈ること、そして罪人たちを救うための

個人的な犠牲を捧げることを呼びかけました。

 

二つ目:戦争に対する預言と約束

ファティマの偉大な秘密の二つ目は、

迫りくる第1次世界対戦の終わりに対する、正確な預言で、

しかしそれは、”さらにひどい戦争” がやがて起こる(=第2次世界対戦)

という正確な警告でもありました、

 

それはピウス Ⅺ(11)の統治期間の間で(彼は後の1922年に教皇として選ばれました)、

そしてロシアは「自身の*エラー、過失を全世界に広める」だろう、というものでした。

*筆者注釈・・・エラーとは共産主義のことです

 

しかし、祝されたおとめは、約束しました、

もしロシアが、公に、教皇とカトリックのBishops=司教たちによって

聖別されるならば(=聖なる目的のために保護する)それらの災難は避けられる、と。

そしておとめは言いました、

彼女は後にそのことをリクエストするために来ると。(それは1929年にありました)

 

祝されたおとめは、さらに警告しました。

彼女の要求である祈り、悔い改め、そして聖別を聞き入れる事が最終的に失敗した場合、

結果的には、”様々な国民が絶滅される”だろう、と。

 

彼女の約束は、”最終的に、私の無原罪の心は勝利する。

聖なる父は、ロシアを私のために聖とされる、

それは回心され、平和の時がこの世界に訪れる” と。

 

このような主張とは反対に、この聖別は未だ成されていません。

1917年8月19日、4回目の聖母マリアの出現があったところ。

1917年8月19日、4回目の聖母マリアの出現があったところ。

 

(つづく)