少し日が経ってしまいましたが、この間は3月11日、東日本大震災が起こった日でした。

2011年、あれからもう6年も経ってしまうんですね。。
あの時、あのニュースを、私はNYにある、ある英語教室の事務室で見ました。それは衝撃的な映像で、あの衝撃は今でも忘れません。

そして、自分はNYにいて経験ができなかったその恐怖や苦難を、なぜ家族や友人と共有できないのか、とても複雑な思いでした。

NYでも3.11に関するイベントは行われていたようです。これからも続いていくでしょう。この日を機会に、再び日本のために、気持ちを新たに祈っていきたいと思います。

さて、この記事でご紹介するこちらの絵は、大阪で活動中のゴスペルクワイヤ、Happy Cubeのメンバーで、自身でもイラストを書いていらっしゃるやっさんが、3.11を記念して毎年書いている、というイラストの今年バージョンです。

毎年3月11日にこうして絵を送ってくださるんですが、今回は特別にお願いして、やっさんにこのブログでもご紹介できるよう、許可していただきました。

なんでも、

奈良県大和郡山市にあるアート作品の『金魚ボックス』の
イメージから描きました。

魚たちには小さな金魚鉢ではなく、広い場所で自由に泳いでほしい、そして、
やがて大きくなって(大きな魚)、たくさんの縁(赤いリボン)を結んで行けたら
良いな、と…。
『金魚ボックス』にはちゃんと公衆電話があって、受話器がプカプカ浮いて、
話して貰うのをまるで待っているようなんです。

どんなことでも、自分の中で解決しないで、話すことで変わることもある、一人
じゃないよ、大丈夫だよ…と、そんな思いを絵に込めました。

との事です。金魚ボックスというのは初耳でした。

こちらから、金魚ボックスの正体がわかります→電話ボックスに金魚が泳いでいる?

 

今日は東日本大震災の祈念日です。
3月11日には毎年絵を描いています。

あれから6年、私は忘れていません。
去年の熊本・大分・鳥取の地震も、各地での水害も、20年以上も前の阪神淡路
大震災も、ずっと忘れていません。

色んな方のお話を聞いたり話して貰うことで、何かが変わる、そんな思いを絵に込めて。

『もしもし、あのね…。』