聖体の奇跡 in バッファロー、に続いて、

今度は、もう少し前、1996年、南米はアルゼンチンで起こった

聖体の奇跡をご紹介します。

こちらはしっかりと専門家による調査が行われ、実証された、

正真正銘の奇跡です。

まずは、この奇跡がまとめられた動画を御覧ください。

(いつものように、英語ですみません💦)

On August 18, 1996, after distribution of Holy Communion, a consecrated Host was found abandoned in the church. Fr. Pezet, a parish priest, placed the Host in a vessel of water and put it in the tabernacle in order to dissolve, according to Church directives.

When he opened the tabernacle 8 days later, it had not dissolved. Rather, a blood-like substance appeared on the Host. Three years later in 1999, Archbishop Bergoglio (now Pope Francis) of Buenos Aires asked Dr. Ricardo Castanon Gomez to conduct a scientific investigation on the Host.

(日本語訳)
1996年8月18日、御聖体を(ミサの中で)配った後、聖別された一つの御聖体が、教会の中で放置されているのが見つかった。その教会の司祭、Pezet神父はその御聖体を水の入った容器に入れ、聖櫃の中に納めた、その水の中で御聖体が溶けるために、である。それは教会の中で決められた指示だった。

ところが、8日後にその聖櫃を開けてみると、その御聖体は溶けてはいなかった。むしろ、血のようなものが御聖体に現れていた。それからさらに3年後の1999年、教区のブエノス・アイレス大司教ベルゴリオ(今の教皇フランシス)は、リカルド・カスタノン・ゴメス医師に、その御聖体を科学的に調査するように依頼した。

と、経緯はこのような感じです。

(ここから先は、YouTube動画の中で語られている内容を訳したものです)

血の滲んだ御聖体は、発見されてから調査されるまでの3年間、まったく腐敗しなかった、どころかその血のような物質は大きくなっていった。それでその物体を別の容器に移し、しっかりと封をして保管をし、その3年後調査を依頼した。

まず、調査を依頼された医師、ゴメス博士は、その物体が何であるかを知らされずに調査を開始します。それは先入観を防ぐ目的でした。その物体はまず、分析のためにサンフランシスコにあるForensic Analytical Genetic Laboratoryに送られました。そこでわかったのは、その物質から人のDNAが発見されたことでした。

そこからさらに調査を進めるために、そういった組織に関してはエキスパートであるロバート・ローレンス博士へと送られ、ローレンス博士は、その物質からさらに、人の皮膚、そして白血球を発見しました。それは2000年のことでした。

その後の2001年、レノーラ博士(この方は、1971年のランシアーノの奇跡を調査した人でした)が、その経験から、その物質は心臓の筋肉の組織かもしれない、と伝えられます。

さらにその2年後の2004年、ニューヨークにあるコロンビア大の心臓法医学病理学者フレデリック・ズガビー教授にその組織の調査を依頼します。もちろん、ズガビー教授も、この物質がなんであるか(御聖体である、ということ)は知らされていません。

ズガビー教授は、この物質が心臓の、それも左心室の弁の近くの壁に見出される“心筋の断片”である、と証言しました。

さらに教授は、この心臓は、ある人物が息もできず、十分な酸素を吸うことができなかった、激しい苦痛の中にある時のものである、なぜなら一回一回の呼吸が凄まじい痛みを伴ったからだ、と、分析しました。→まさに、キリストが十字架上で犠牲を捧げられた時の心臓である、ということがここからわかります。(AKO注釈)

この調査は公式所見として、2006年3月13日付けで書類化され、その時の枢機卿ベルゴリオのもとに送られました。その内容は、それは人のDNAで、左心室の弁の近くの壁に見出される“心筋の断片”であり、その人物はその胸には激しい強打を受けた、と。また、全ての調査した学者たちは、その物質の中に、(そこに存在するのは不可能な)無傷の白血球を発見した、なぜなら白血球とは、水に浸かるとただちに溶けてしまうもので、普通1分もあれば溶けてなくなってしまうものだからだ、ということでした。

最終的に、ズガビー教授による調査の間、その白血球が組織の中で5年以上も生き続けていた、ということになります。それは奇跡の中の、さらなる奇跡です。

そしてついに、ズガビー教授に、その物質が、聖別された御聖体である、ということが告げられると、彼は最初は「それを信じない」と言ったそうですが(あまりにも信じるには難しいことだったのでしょう)その後、深く感動した、と言ったそうです。

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以上が、この動画で語られていたことです。

(ざっくりと訳したので、少々の訳の違いはご容赦ください)

この一連の調査を通して、ズガビー教授が神を信じるようになったかどうか、はこの動画では言われてませんでしたが、みなさんはどう考えますか?

この奇跡を通して、毎回のミサで捧げられ、砕かれる聖体、パンは、キリストが十字架にかけられた時の体である、という事がはっきりとわかりました。

私は、まさにミサに行く、ということは、キリストがかけられた十字架、が立てられたゴルゴタの丘に行き、イエスの十字架のもとに行くようなものなのだ、と十字架を重ねて捉えるようになりました。

この内容以上に、こちらのサイトで詳細にまとめられています、ぜひ一読ください。

さらに輪をかけてすごい内容になっています。

→ブエノスアイレス(アルゼンチン)の聖体の奇跡