思うところあって、いつも行っている教会、St. Paul the Apostle Churchで9月から始まったカトリックの教えを学ぶその前段階、inquiere sessionに参加することにした。
いわゆる”カトリック信者”になる勉強会に入る前に、大まかにカトリック教会の事を学び、グループでディスカッションしながら、個人個人がどうするか選択するのを助けるためのセッション、って感じかな。。
毎日曜日で全部で6週間のプログラムなんだけど、これが結構ボリューム感たっぷり!私はただみんなでディスカッションするだけだと思ってたんだけど、ホームワーク的な課題がちゃんと出されて、しかも全部英語だから、私にはちょっとハードルが・・・始まってみると結構大変☆(o_o;)☆(英語学校に通っていた頃を思い出します〜)
でもいい機会なので、とりあえず6週間頑張ってみようと思う。
昨日で2回目が終わったんだけど、先週の宿題は2つ、そのうちの一つが「What it means to be Catholic」という、いわば初心者向けのカトリック教会の解説マガジン(上の写真)みたいなのをひと通り目を通し、4つの項目、
- This is new
- This is different
- This is I like
- This is I don’t like
と思ったものを専用の用紙にリストアップする、というものだった。これが結構やってみるとおもしろくて、自分の頭の中を整理するのにすごく役立ったと思う。と言っても1週間あってもまだチャプター4までしか読めてないんだけど(^^;)、
すでに項目は、特に最初の2つはたくさんあがりました。マガジンからだけでなくて、今までの経験(特にミサの中で)からも新しい、今までと違う、というところがたくさんあって、それも入れちゃった。
興味深い内容だと思うので、このブログでシェアしたいと思います。
(4つ全部だと大変だから、ひとつだけにします。。)
This is new >>
- ミサは1時間で終わること(今までは普通1時間半から長いと3時間以上の時も!)
- Pope=教皇, Saints=聖人の存在
- Station of the Cross(これはカトリック教会の会堂に行くと必ずある、キリストの十字架を順を追って14の場面を絵画や彫刻などで描いているもの。たいがい会堂内の左右の柱や壁に設置されてある)
- ミサの中で何度か跪く場面があること
- 祈りの中で黙想することをフォーカスする祈り方、ロザリーやChaplet of divine mercyなど
- ミサで感じたのは、全てを通して聖書の言葉やキリストに、よりフォーカスが当てられている、神父(あるいは牧師)やメッセンジャーではない
- ほとんどのカトリック信者は幼児洗礼を受けている
- Holy Water
- Godparents(これは幼児洗礼を受ける時に、幼児の両親の他に二人のカトリック信者(男女)が必要なんだそうです。日本語ではなんていうのかな。。)
- Sign of the cross(右手で額から胸、左肩あたりから右肩に十字を切る動作)
- Purgatoryの存在(これも日本語でなんていうのかわからない。。天国の一部で、天に上げられた魂が、天国に入る前に留まり、天国に入る準備をする、というような場所)
- カトリック教会はユダヤ教にそのルーツがある、と明言されている、でもほとんどのプロテスタント教会はそれがない
- マルティン・ルター:宗教改革を起こした、とされている有名な人物、は新約聖書からユダ、ヘブル人への手紙、ヤコブの手紙、黙示録を排除したんだそうです(これはマガジンに載っていて初めて知った)
- カトリック教会はイエスの時代にまでさかのぼり、イエスの使徒ペテロが最初のPope=教皇として始まった、いわばオリジナルの教会。そのような教会につながったのは私にとっては初めてのこと
などなどと、まぁ・・・すごいですな。。Differentの項目も同じぐらいありまして。一応クリスチャン歴丸17年の私が、すでにこれだけの新しいことに遭遇したのは結構エキサイティングなことです。カトリックは歴史が長い分、2000年以上もの間受け継がれてきた伝統=Traditionがすごい。プロテスタント教会と信仰は一緒、と思っていても、やはり性格が違う、というか、重みが違う、と正直感じてしまう。
まだまだ始まったばかりのこのセッション。とりあえず6週間、神様の助けを仰ぎつつ、最後までがんばりまーす。