イエスによって与えられたイエスの血潮に捧げられる祈り

カトリック教会にはたくさんの祈りがありますが、その中でも特に頻繁に祈られる、代表的なものの中にこの3つがありますね。

・主の祈り(Our Father)
・アヴェ・マリア(Hail Mary)
・栄唱(Glory be)

今回ご紹介するThe Drop of Blood Prayerというのは、この3つの祈りを2回ずつ唱える、それを毎日3年間続けて祈ると、キリストからの5つの恵みが約束される、というDevotion(=祈り)を発見したので、こちらにご紹介したいと思います。

この祈りはイエスが十字架にかかられたカルバリの丘に至るまでに流された、イエスの血潮に敬意を表するため、とされています。

※こちらのページを参考にしています→Precious Blood, 2 Our Fathers, 2 Hail Maries and 2 Glory be

The Drop of Blood Prayer・5つの恵み

この祈りによってイエスが授けると約束された恵みはこれら5つです:

  1. 完全な免罪と罪の赦し
  2. 煉獄(Pargatory)での痛みからフリーになる
  3. もしあなたが3年間毎日唱えることを完了する前に死ぬべきだとしても、あなたにとっては完了した時と同じこととなる
  4. あなたが死を迎えた時には、その聖なる信仰のためにあなたのすべての血を流した、とみなされる
  5. わたしがあなたの魂を連れていくために天から降りていく、あなたと、あなたの4代目の親族に至るまでも。

イエスによって明らかにされたカルバリの丘までの受難

この祈りは、イエス・キリストから直接与えられたようで、キリストからの手紙として残っているそうです。

ハンガリー女王・聖エリザベート、聖マチルダと聖ブリジットらがともにイエス・キリストの受難について少しでも深く知りたいと、熱心に、特別な祈りをささげ、その祈りを通してイエスが彼らに現れ、この祈りを授けられたのだそうです。

そしてこの祈りは1890年4月5日、教皇レオ13世法王より祝福され、公に認められました。

イエスから直接伝えられた、カルバリの丘での死刑に至るまでの詳細が実に細かく、それぞれイエスが受けた痛み、傷、嘲笑の回数が知らされ、その内容に驚愕です。。

  • 武装した兵士は150人
  • イエスが拘束されている間にイエスに付いて尾行したものは23人
  • イエスの死刑執行人は83人
  • イエスの頭に受けた打撃は150回
  • イエスのお腹に受けた打撃は108回
  • イエスの肩が蹴られた回数は80回
  • イエスの髪を紐で縛り、引っ張って誘導された回数24回
  • 顔に唾を吐きかけられた回数は180回
  • イエスの体が殴られた回数は6666回
  • イエスの頭が殴られた回数は110回

イエスは乱暴に押されて、正午の12時に髪を掴まれて持ち上げられ、棘で刺され、

  • 髭を引っ張られた数、23回
  • 頭に負った傷、20箇所
  • 頭に被せられた棘の数は72
  • 頭に棘によって刺された箇所は110
  • 額に刺さった致命的な棘は3箇所

その後、鞭打たれ、王の格好をさせられて、嘲笑された。

  • 体に受けた傷は1000箇所。
  • カルバリの丘にイエスを導いた兵士たちは608人
  • その中でイエスを監視した人は3人
  • その間、イエスを嘲笑した人たちは1008人
  • その間に流れ出た、イエスの血の雫は、28,430滴

この28,430滴も流されたイエスの血潮を思い起こし、敬意を表するために祈りなさい(in honor of the Precious Blood of Our Lord.)、と与えられたインストラクションが

3年間、毎日
・主の祈り(Our Father)
・栄唱(Glory be)
・アヴェ・マリア(Hail Mary)
を2回ずつ唱えなさい、

というものです。

主の祈り、アヴェ・マリア、栄唱の日本語の祈り

主の祈り

天におられるわたしたちの父よ、
み名が聖とされますように。
み国が来ますように。
みこころが天に行われるとおり地にも行われますように。
わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。
わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします。
わたしたちを誘惑におちいらせず、
悪からお救いください。

アーメン

アヴェ・マリアの祈り

アヴェ、マリア、恵みに満ちた方、
主はあなたとともにおられます。
あなたは女のうちで祝福され、
ご胎内の御子イエスも祝福されています。
神の母聖マリア、
わたしたち罪びとのために、
今も、死を迎える時も、お祈りください。

アーメン

栄唱

栄光は、父と子と聖霊に
初めのように
今もいつも
世々に。

アーメン

レント期間、イエスの受難にフォーカスするために

イエスから伝えられた苦難の数々、傷の数、吐きかけられた唾や棘の数、その数の多さに、ただひたすら恐れおののきます。

このレント期間、イエスが受けた苦難にもっとフォーカスしつつ、私はこの祈りを毎朝、唱えるようにしました。

それでイエスの悲しみ、苦しみが少しでも和らいでくれたら、、そんな思いで祈り続けいと思います。