Hail Mary:いつの時代にも人々を支え、守ってきた祈り
Hail Mary、この祈りも、ものすっごくポピュラーな祈りです。
映画の中でも、何か大変な状況に陥った時に、またシリアスな状態が迫ってきているような状況で、人が”Hail Mary…”と口ずさむ場面をしばしば見ます。
何か切羽詰ったときにはこのHail Maryを祈る、という習慣が、今でも根強く残っている、という証拠だと思いますね。
それぐらい、有名な祈りになりますから、こちらも覚えておいて、損はまったくありません!
また、世界各国それぞれの国語に訳されて、祈られている、全世界共通の祈りですよ!ぜひ覚えておきましょう。
アヴェ・マリア= Hail Mary
この祈りはロザリオで祈る祈りではメインの言葉になります。
(表題の、アヴェ・マリア、とは、Hail Maryのラテン語読みになります)
そもそも”ロザリオ”とはバラの花を集めて輪になるように並べたもの、バラの冠の象徴だそうです。昔、名誉のしるしにバラの冠を授けるという習慣があり、その冠をマリアに捧げる、というのが発祥のようです。
この祈り、前半と後半とがありますが、前半は聖書の言葉から来ています。(ルカによる福音書1:28, 1:41-42)
後半は、前半の祈りのレスポンスとして加えられ、ちゃんと活字として今の形になったのは1495年だそうです(Wikipediaによると)。
いずれにしても、この祈りは実に長いあいだずっと祈り続けられてきた、歴史の深い祈りであることは間違いありませんね。
●Hail Mary
Hail Mary, full of grace. The Lord is with thee.
Blessed art thou among women,
And blessed is the fruit of thy womb, Jesus.Holy Mary, Mother of God, pray for us sinners,
Now and at the hour of our death. Amen.
(日本語の祈り:アヴェ・マリア)
「アヴェ、マリア、恵みに満ちた方、
主はあなたとともにおられます。
あなたは女のうちで祝福され、
ご胎内の御子イエスも祝福されています。神の母 聖マリア、
わたしたち罪びとのために、
今も、死を迎える時も、お祈りください。
アーメン」
(日本語の祈り:天使祝詞・口語訳)
「恵みあふれる聖マリア、
主はあなたとともにおられます。
主はあなたを選び、祝福し、
あなたの子イエスも祝福されました。神の母 聖マリア、
罪深いわたしたちのために、
今も、死を迎える時も祈ってください。
アーメン」
聖母マリアに”とりなして”いただく祈り
しかりこのロザリオの祈り、同じキリスト教でも、プロテスタントの教会ではほとんど知られていません。なぜなら、イエス様の母、聖母マリアに祈っているからです。マリアに祈るのは間違っている!と思われているのだと思います。
しかし、この祈りは、厳密に言えば・・・聖母マリアに祈っている、というよりも、聖母マリアを通して、祈っている、と言ったほうが正解だと思います。
その理由を、あるウェブサイトで分かりやすく解説してくれていましたので、日本語訳に訳して、別サイトで紹介していますので、参考にしてみてください。
3度祈るアヴェ・マリアの祈り
最近、もっと簡単に、たった3回、アヴェ・マリアを唱えるだけでいい、という、The Three Hail Marys Devotion というのを知りました。
朝に、晩に、このアヴェ・マリアの祈りを3回、唱えるだけでいいんです。
しかしこのデボーション(献身とか、忠誠心とか、没頭、専念、などという意味)には、驚くべき大きな約束がされているので、ぜひぜひみなさんにシェアをしたいと思いました。
引用:▷THE THREE HAIL MARYS DEVOTION
The Three Hail Marys Devotion:日本語訳
救いの意味において、偉大な意味の一つ、そして運命においての確実な印の一つであるのが、疑いなく、もっとも祝福されたおとめ(原文:the Most Blessed Vigin) への献身(devotion)です。
教会の、全ての聖なる博士(the holy doctors)たちの全ての意見は、聖アルフォンソ・デ・リゴリが言った言葉と一致しています、
「マリアへ忠実に献身するものは、決して滅びない」
(原文:”A devout servant of Mary shall never perish.”)
その最たる事とは、その献身を忠実に、死を迎えるときまで保つことです。
数多くの例が表しているように、3度のアヴェ・マリアの祈り(原文:Three Hail Marys)への献身は、聖なる母にふさわしく、
また私達の人生において、そして死を迎える時にもたらされる特別な恵みにふさわしいのです。
聖メヒティルトに現れた聖マリア
この実践は聖メヒティルト(13世紀)によって明らかにされました。
彼女が、我らの聖なる母(原文:Our Blessed Mother)に、彼女自身の死を迎える時に援助していただけるように懇願している時でした。
聖なる母は彼女に現れ、言いました:
「確かに、そのようにしましょう。しかし、私はあなたに、特別なHail Marys(アヴェ・マリアの祈り)を3度、毎日祈ってほしいのです」
アヴェ・マリアを各回ごとに、父、子、聖霊の神への敬意を捧げます
「最初のアヴェ・マリアの祈りは、天の父なる神へ敬意を表すためです。
父なる神の全知全能ゆえに、私の魂を、他のすべての創造された者の上に引き上げてくださり、そしてその父なる神より、私は天と地において、もっとも偉大な力を持つものとされました。
あなたの死を迎える時に、私はこの父なる神からの力を使い、いかなる敵の力をも、あなたから遠ざけ続けます。」
「そして2度目のアヴェ・マリアの祈りは、神の御子イエスへの敬意を表すためです。
イエスはその測り知れない知恵で私と意思の疎通をしました。
あなたの死を迎える時に、私はあなたの魂を、その知恵の光で満たします、それによって全ての無知と誤りの闇を払い除けます。」
「そして3度目のアヴェ・マリアの祈りは、聖霊なる神へ敬意を表すためです。
聖霊は私の魂を、その彼の愛と、やさしさ、哀れみとで満たしてくださいました。あなたが死を迎える時に、私は、死の苦しみを、聖なる優しさ、そして喜びへと変えましょう。」
さらにヘルフタのゲルトルードに伝えられました
我らの聖なる母はさらに、ヘルフタのゲルトルード(原文:St. Gertrude the Great)に明らかにされました、
「3度のアヴェ・マリアを祈る、いかなる人も、私はその人の死を迎える時に、驚くべき輝きの中に私自身を現し、そしてその魂を天の慰めで満たします」
聖レオナルドによる具体的に実践する方法
名高い宣教師である、聖レオナルド(原文:St. Leonard of Port Maurice)は、3度のアヴェ・マリアの祈りを、汚れなき聖母マリアへ、朝と晩に祈りました、
それは、その日一日朝から晩までにおいて、全ての大罪(キリスト教における七つの大罪:傲慢、強欲、憤怒、嫉妬、色欲、暴食、怠惰で、犯すと神の恵みが失われ、地獄に落とされる、とされる)を回避することのできる恵みを受けるためです。
さらに、聖レオナルドは、この実践を忠実に絶えず行ったことを示す全ての人には、その特別な方法による永遠の救いを約束しました。
彼は、3度のアヴェ・マリアの祈りに対する献身を、告解の償いとして、特に、不純の罪で苦闘している人々のために捧げました。
3度のアヴェ・マリアの祈り 実践方法
3度のアヴェ・マリアの祈りを、朝と晩に唱えます。
もっとも聖なる三位一体の神より、我らの聖なる母に授けられた、3つの偉大な特権に敬意を表すためです。
そしてこの祈りのあとに、このように付け加えましょう。
朝の祈りでは、
「私の母よ、この日一日、私を大罪からお守りください。」
(原文:”O my Mother preserve me from mortal sin during this day.”)
そして晩の祈りでは、
「私の母よ、この夜の間、私を大罪からお守りください。」
(原文: “O my Mother preserve me from mortal sin during this night.”)
<教皇、聖ピウス10世は、この実践に彼の12使徒的祝福を与えられました、そしてこの献身は、教皇ベネディクト15世によって、Archconfraternity(注;日本語がわかりません、すみません。。)まで引き上げられました。>
