The Divine Mercy~神の慈しみチャプレットの力

○殺してしまった人は天国に行けるでしょうか?行けないでしょうか?

キリスト教では一般的に、○殺してしまった人は天国に行けない、とされています。

それは旧約聖書にあるモーセの十戒の中で「汝殺すなかれ。」(出エジプト記20章)とされているため、自ら命を断つことは、この掟を破ることになるからです。

なんですが、本当に○殺してしまった人は天国に行けないのでしょうか?

というわけで、こちらに朗報!とも言える、とても励まされる動画がありましたので日本語に訳してシェアします。

The Chaplet of the Divine Mercy”、日本語で「神の慈しみ(いつくしみ)チャプレット」という祈りがあります。

この祈りは、ポーランドで修道院生活を送っていた、聖ファウスティナ・コヴァルスカさん (1905-1938)、というシスターにイエスが現れになり、直接に与えられた祈りで、カトリック教会ではロザリオと並んで非常に有名な祈りです。

この祈りによって起こった、あるパワフルなエピソードがありましたので、ぜひお聞きください

英語の本編と、その下に日本語訳の文とその音声をつけました↓

The POWER of the Divine Mercy Chaplet. by Fr. Chris Alar

(日本語訳の音声)

(日本語訳の内容)

車から降りてきた女性が私を見てこう言いました。

「このDVDを作ったのはあなたですか?」

当時、それは私が作った「神の慈悲 101」というタイトルのDVDでした。そのDVDの中で、私は祖母の話をしていたのです。彼女はこう言いました。

「これはあなたのことですか?自殺で亡くなったのはあなたのおばあ様ですか?」私は「はい」と答えました。

彼女はこう続けました。

「神父様、あなたと同じように、私も愛する人を自殺で亡くしました。私の叔父のジョンです。彼が亡くなった時、私は彼のために祈りませんでした。でも、あなたのテープを聞いてから、叔父のジョンのために神の慈しみのチャプレットを祈り始めたんです。」

彼女はワシントンで、人の心を見抜くことができるという有名な司祭のもとで告解をしました。

告解を終え、立ち上がろうとしたとき、その司祭が「ところで、あなたのチャプレットは効果がありましたよ」と言うんです。

彼女は「神父様、どういうことですか?」と尋ねたところ、

司祭は「あなたのチャプレットは効果がありました」と繰り返すのです。

私(クリス神父)は「彼は何と言ったの?」と聞くと、

彼女は「神父様、何のお話ですか?」と言ったそうです。彼女は叔父のことやチャプレットを祈ったことや、おじさんの自殺のことなど、何も告白していませんでした、何もです。

するとその司祭は、

「あなたのチャプレットは効果がありました。あなたの叔父さんは自ら命を絶ちました」と言いました。

彼女は「神父様、私はあなたにお会いしたこともありませんし、あなたの告解を受けたこともありません。そして、この告解でそんなことを言った覚えもありません」

さらに司祭は言いました。「あなたのおじさんは天国にいますよ。」

「え?」

「あなたのチャプレットの祈りが効きました。あなたのおじさんは天国にいます。」

「神父様、どうしてそんなことがわかるんですか?」

「今、見たんです。あなたのおじさんは、あなたの祈りを通して神に『Yes』と答えたのです。
彼自身の自由意志による選択でしたが、彼は神に『Yes』と答えたのです。

彼女は「ああ、神父様!私はあなたにこんな話は何もしていませんよ」と言いました。

彼は「あなたにはおじさんがいますか?」

「はい」

「おじさんは自殺で亡くなったのですか?」

「はい」

「おじさんのためにチャプレットの祈りを捧げましたか?」

「はい!」

司祭は「神のご加護がありますように。祈りは聞かれたのです」と言いました。

それが、神の慈悲です。

○殺してしまった人をも天国に導く「神の慈しみのチャプレット」

このエピソードを聞いて、私自身、色々と明確になったこともあります。

まず、神様には「過去、現在、未来」という概念がない、ということ。

他の動画でクリス神父が説明してくださったのですが、一枚の紙を取り出して、その一方の端が「時の始まり」、その反対側の端が「時の終わり」

私たち一人一人はその時の流れのどこかにいるが、神の目から見たらそれは一枚の紙全体の絵を見ているようなもの、全てはこの全体でしかなく、そこに過去、現在、未来はない、ということなんです。

なので、この女性のエピソードのように、例え自分の愛する人がすでに○殺してしまったとしても、その後からでも、その人のためにチャプレットを祈るならば、その祈りは聞かれ、神様の大いなる憐れみによってその魂は天国に行ける、という事なんです。

また、この中で「自由意志による選択」=free will choiceという言葉も出てきました。人は誰でも、自由意志を持ってこの世に生まれますが、それは死後も同じだ、ということが、ここでわかります。

人は死後、神様の裁きの座に着いた時に、自分の自由意志で、神様に「YES」「はい」をいう事ができれば、天国に入る事ができるんです!すごい事だと思いませんか?

がしかし残念ながら、神様に「YES」をいう事ができないで、永遠の地獄に行く人もたくさんいるのです。。

ぜひ、ご自分の家族の中に○殺してしまった人がいるならば、その人のために、また○殺ではなくても、キリストを知らずにこの世を去った家族のために、今から祈っても遅くありません!

この「神の慈しみチャプレット」を祈り、ご家族や愛する人の魂の救いのために祈ってみてください🙏

その祈りは、必ず聴かれます!

The Chaplet of Divine Mercyの祈り方

この祈りは全てセットで決まっておりますので、この順番に祈ります

The Chaplet of the Divine Mercy-導入分

  1. The Lord’s Prayer / 主の祈り
  2. Hail Mary / アヴェ・マリアの祈り
  3. 使徒信条 / The Apostle Creed

The Chaplet of the Divine Mercy-本編

下記の祈り、A,B,Cとありますので、このブロックごとに

Aを1回
Bを10回で1セットにして、合計5セット祈ります
その後、最後にCを3回祈って締めくくります

(A)×1回
Eternal Father, I offer You the Body and Blood,
Soul and Divinity of Your dearly Beloved Son,
Our Lord Jesus Christ, in atonement for our sins
and those of the whole world

(B) ×10回
For the sake of His sorrowful Passion,
have mercy on us and on the whole world

(C) ×3回
Holy God, holy Mighty One, Holy Immortal One,
have mercy on us and on the whole world

<日本語での祈り>

A×1回
永遠の父よ、私たちと全世界のすべての罪の贖いのために、
あなたの最愛の子、私たちの主イエス・キリストの御体と御血、
御霊魂と神性を御前に献げます。

B×10回
イエスの痛ましい御受難によって、
私たちと全世界に慈しみを注いで下さい。

C×3回
聖なる神、聖なる全能の神、聖なる永遠の神よ、
私たちと全世界を憐れんで下さい。