先日、7月20日（金）、久々にコンサートで歌わせていただきました〜。
ずいぶん前に、Our Gospel Styleの「新しい扉」のレコーディングをNYで行った時に、バックコーラスで歌っていただいた、JuleeaさんがメインボーカルのSweet Spirit Band、そのコンサート「Sweet Spirit Concert」で、今度は私がバックコーラスを歌わせてもらうことになりました。
場所は、Grand Central駅からMetro Northで20分ほどの”White Plains”、そこから車でさらに30分ぐらいのところにある、Trinity Lutheran Church。木の造りがほっとするような、アコースティックも素晴らしい、素敵な教会でしたよ！なんでも、この教会の天井が雨などの影響で修理が必要で、その費用を募るためにコンサートが開催されたようです。
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Trinity Lutheran Church@White Plains
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只今サウンドチェック中。キーボードは加藤ちゃん！ほっとするわ〜〜 ^^
ちなみに、このバンドのベーシスト、PaulさんはJuleeaの旦那さん。Paulは同じく「新しい扉」のNYレコーディングでベースを弾いてくれています。そしてドラムのRusselさん、ギターのButchさん、キーボードの加藤ちゃん、みんなイイ味出してて、いや〜〜、サウンドはめっちゃ最高でした！
Sweet Spirit Singersとして私とヴェロニカさん、ダリウスさんの3人。それぞれソロが割り振られたり、私の場合はJuleeaと一緒にDuoでHis eye is on the sparrowを歌わせてもらいましたよ〜。なんとかうまくいって良かった良かった。。
コンサートは、Juleeaの天真爛漫な朗らかさと笑顔で、とても和やかな雰囲気でした。最後はJuleeaのオリジナルCDにも収録されているAmazing Grace Medleyをみんなで歌って大盛り上がりで終了しました。内容の濃い〜〜充実した時間を過ごすことができて私も大満足！こんな機会を与えてくれたJuleeaに、そして神様に心から感謝です♫♫
（7/25 追記）そうそう、この日、元Ako’s Familyのメンバーで、今NYのWhite Plains周辺に住んでいるというAさんが観に来てくれて、聞いてみたらなんと10年ぶりの再会！彼女がFaceBookで、これまた元Ako’s の友人を介して私を見つけてくださり、連絡くれたのがこのコンサートにつながりました。まさか、ここで再会するとは！！私、個人的にはあんまりFBは使うほうじゃないんですが・・すごいことも起こるもんですね〜〜！
今回、私は個人的には、Lutheran church（日本ではルーテル教会）は初めて。なんでも、1500年頃までカトリック教会だけだったのが分裂（宗教革命とも呼ばれますね）して、初めて分裂したのがこのLutheran。その革命を起こしたMartin LutherさんはカトリックのBishopだったそうで、Lutheranはカトリックの影響が未だに色濃く残っている教会だそうです。教会堂正面にある十字架は普通の十字架でしたが、その横の壁にイエス様の像がある十字架を発見しました。
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小さめの十字架で、本当に目立たないところにありましたが・・・
こっちでは普段、カトリック教会に行っている私としてはちょっとほっとしたりしました。。だって、初めての教会ってやっぱりちょっと緊張しますよね？？
これを機会に、こういった教会の歴史も勉強したいな〜なんて思いました。
そうそう、歴史といえば、昨日とても興味深い映画を観ましたよ。「Glory」（1989年）という、アメリカの南北戦争が舞台の、実話を元に作られた映画、この戦争で初めて黒人の部隊を作って戦った、その経緯と彼らの戦いぶりと苦悩がリアル感たっぷりに描かれていました。
その中でも印象的だった場面。。黒人部隊に入ったTrip（デンゼル・ワシントン）、しかしまだ奴隷としての記憶が新しい彼は白人を心底憎んでいて、白人に対して敵対心をむき出しにしていたところ、同じ部隊の John（モーガン・フリーマン）が彼を諭す場面があるんですが、そのときに「この戦争で、おれたち黒人の自由のために、たくさんの白人が戦って命を落としているんだ！それを忘れるな！」と・・・。(注：ちゃんとしたセリフは定かではなく、こんな感じと思って下さい）未だに肌の色、特に黒人・白人間の敵対心というか差別というか、そういうことを目の当たりにする経験が、こんな私なんかでもあるので・・逆にそういう歴史があったというところはとても考えさせられました。歴史によって学ばされることは本当に大きいですね！
この戦争は、奴隷を自由にする、だけでなく、南側はアメリカを2つに分裂させて独立した国を作りたかった、それを阻止し、一つの国を守り通す戦いでもあったのだそうです。
最後は両側を海で挟まれた、どこにも逃げ場のない戦いの最前線、Fort：城砦・とりで陥落のために、この黒人部隊が名乗りを上げて命がけで先陣を切ります、このあたりは涙なしでは見られない。。。映画によると、このとりでは最後まで陥落することができなかったものの、そこでの黒人部隊の活躍のニュースが国中に広がり、その後180,000人もの黒人が戦争に志願するにいたったそうです。それがきっと北の勝利の大きな助けになったでしょう。。
（個人的には、大ファンのDenzel Washington が超かっこいかった〜♡♡）
アカデミー賞を3つも取ったというこの映画、おすすめの一本です！