以前にもちらっとご紹介したことがあるのですが、日本ではなぜかあまり知られていない驚愕の事実、

あの広島に原爆が落とされた、その地点から8ブロックほどしか離れていな場所にあった教会の神父たちが奇跡的に生き残った、という衝撃的なお話が、非常に簡潔にまとめられている動画がありましたので、こちらにシェアします。

(以前の記事はこちら↓)

▷ロザリオの奇跡〜広島の原爆とある神父のお話

残念ながら、またもや英語なので・・・💦がんばって日本語に訳し、こちらにまとめたいと思います。

かなり長いのですが、がんばって訳しましたので、ぜひお時間のある時にご一読ください。

多少のニュアンスの違いや訳のわかりずらさはご了承くださいませ〜💦

More Powerful than the Sun – Story of the Jesuit 8 Survivors

悪天候のために目的地が変更された

1945年8月6日、アメリカの飛行機が最初の原爆を積んで、グアムにほど近いマリアナ諸島から飛び立ちました。

人類の歴史上でもこのような破壊的な力が人の手にもたらされたことはありませんでした。

その目的地は日本。しかし、攻撃するには格好の的であり、本来のターゲットであるべき東京のような大都市、もしくは軍機のための工場地帯などには、悪天候のために到達できなかったのです。その代わりに当時、カトリック信者のほとんどが住んでいた広島、長崎がターゲットになりました。

事実、長崎ではその昔、1597年には大迫害によって多くのカトリック信者の血が流された場所です。

2つの原爆がアメリカによって落とされました。悪天候のためもあって、そのような大都市ではない、有名な場所ではない、この2つの場所に。それによって日本のカトリック教会のほとんどが破壊されたのです。

その日の朝、8時15分、激烈の地獄のような原爆が広島に放たれました。

500,000人もの人々が、その原爆によって一瞬のうちに殺されました、一瞬に蒸発したかの如く、地の表から消されたのです。

即座に、500,000人が、いなくなったのです。

その地は破壊され、放射能を帯びた瓦礫によって埋め尽くされ、ただ死と、苦痛と、悲しみだけが残されました。全く、完全なる破壊の跡のみです・・・

almost、そのほとんどが、です。

発見された、たった1つの教会と生き延びた司祭たち

その後、その場所の破壊状況を調べるために調査団が送られました。その破壊の全容と深さを年代記に記すためです、なぜならそのような破壊は人類史上、目撃されたことはなかったからです。

彼らが少しずつ、その爆心地に近づいていくと、とても衝撃的なことを発見したのです。他のものが全て灰と残骸と化している中で、たった1つの建物が、何事もなかったように残されていたのです。

その原爆が落とされた地点から8ブロックしか離れていない場所に、イエズス会の教会「Our Lady’s Assumption」が未だ建っていました。

その中には、もっとも偉大な科学的な考えを持ってしても受け入れることのできないような、さらに驚くべき発見がありました。その教会の中には、4人のイエズス会の派遣された司祭たちが生き残っていたのです。(筆者注釈:なぜか動画では4人と言っていますが、でも記録では8人です)

彼らがどのように、そのような破壊的な状況にありながら生き延びることができたのかを聞かれると、彼らはシンプルにこのように答えるのみでした。

「ファティマの聖母が命じられたことを懸命に守りながら生きてきた、それはロザリオの祈りと、無原罪のマリアの心のために償いの行いを伴うものです」と。

ファティマの聖母からの警告

全能の神は、もっとも聖なる母を、この世への警告とともにポルトガルのファティマに送られました、1917年のことです。

「神は人々の犯す罪の膨大さと深刻さにうんざりしている、そして今まで起こったどのものよりも深刻な罰をすぐにでも与えようとしておられる」と。

神は、人々が神とその母を冒涜することをやめるよう要求ました。その聖母の出現は特に、人々の犯す罪と聖母マリアに対しての侮辱に対してもたらされたのでした。

天からのメッセージとは「神の母が唯一、人類のために最後に残された平和のためのチャンスである」ということです。神は、神の母がその存在にふさわしく、もっと愛され、尊敬されることを望んでおられたのです。しかし、人々がそれでも、天と地との王女である聖母に対しその態度と行いを変えず、それに必要な償いを怠るのであれば、神はその完全な力をもって、正義が下される、と。

ノアの洪水の時代よりもさらにひどい罪

1939年までに、世界はその神の要求と、聖母のリクエストを満たしてはいませんでした。なので神はその罰として、第2次世界対戦が起こることを許しました、それは人類の罪と、悔い改めや改心の足りなさに対するものでした。

教皇ピウス12世は、1950年代の始めにこのようなことを言っています。「この世は、人類の完全な歴史を見ても、どの時代よりももっとも悪に満ちている」と。彼はさらに、ノアの洪水が起こった、その時よりもさらに悪い、と付け加えています。

そして誰が、1950年のはじめの頃の罪は、今のこの時代の罪に比べてはるかに劣っている、と気づかないでしょうか。そして神は、再び私達に罰をお与えになる前に、どれほど長く、私達の悔い改めと改心を待っておられるのでしょうか。

その人類史上最初に起こった、破壊的な原爆投下というこの出来事は、神の怒りの深さと神の正義がもたらされる迅速さの、文字通りの、そして象徴的な現れです。

神はその言葉を守られます

しかし、同時に神は、神ご自身の言葉を守られるお方です。もし私達が神の要求をそのまま受け取り、それを行うならば守ってくださいます、それは人類がそれまでに経験したことのなかった、甚だしく破壊的な力のただ中にあったとしても、神が、神の招きに従順に従った小さなカトリック信者の群れを守られたように。

太陽よりも大きな力に満ちておられる方

原爆による突風は、太陽のそれとよく似ている、とされています。

イエズス会の司祭たちは、その王女の奇跡的な守りと、そのお方とは太陽よりも大きな力に満ちておられる方であると喜んで認めました。その後、彼らは直ちにファティマの聖母を通して、世界の平和、そして日本の平和を獲得するためにロザリオの祈りを推進する運動をスタートしました。

そしてそれからたった9日後である8月15日、その日は「the Feast of Assumption of Our Lady」(聖母の被昇天の祝日)という(まさにその名前である教会を聖母が守られた)その日に、平和は訪れたのです。